親からのプレゼントがいらないものばかり！どうするべき？｜オトシゴロなオトシドコロ

いらないものをもらっても困るしもったいないし、素直に言っちゃった方がいい。ほしいものをリクエストして、何も悪いことはないと思います。もらったものをいらないと言うと、確かに親はがっかりするかもしれませんが、それがないように事前にリクエストをしておくんです。「プレゼントじゃなくて、美味しいものを食べさせてくれるだけで十分だよ」など、傷つけない言い方はいくらでもあるはず。
この相談者は、少し繊細なのかもしれませんね。自分のことを話すのが苦手な人なんだと思います。もっと自分の気持ちを周りに伝えられるように意識すると、ラクになるのでは。

そうですね。もしも正直に話すのが難しいようなら、とりあえず受け取っておくというのも一つの方法だと思います。プレゼントって、ある程度は贈り手の自己満足みたいなところもありますよね。自分が満足するかどうかにかかわらず、もらっておけば相手の気持ちに応えたことにはなります。もらったものを使うか使わないか、その後どうするかは自分で決めていいし、もし使わなくても気に病む必要はありません。

親が子離れできていないケースも多いですよね。誕生日プレゼントをくれるだけならまだいいのですが、日常的にいろいろと口を出してきたり、干渉が多い場合は、ちょっと距離を取った方がいいかもしれません。親のことは好きだし尊敬はしていても、そこの線引きはしっかりしたほうがいい。

幼い子どもにとって親は絶対的な存在で、特に厳しかった親ほどそういうイメージが強く、いつまでも逆らえない、なんてこともあると思います。でも、年齢を重ねれば親も変わるし、介護が必要になれば自分のことを自分でできなくなることも。親が絶対的な存在ではなくなるので、そこはきちんと受け止めましょう。子どもの頃の関係性は忘れても大丈夫だと思ってください。

無理をしないこと。親の希望に合わせて、必要以上に距離を近づけてしまうと、ある日限界が来て完全に疎遠になってしまうこともあります。何年も会わないでその間に親に何かあったら後悔すると思うんですよね。他人なら距離を取れば解決することでも、肉親ではそう簡単に割り切れない感情もありますから。

私は、家業のサポートや郵便物の整理をするために、週に1回は実家に行きます。自分に元気があるときは、半日ぐらい滞在して一緒に買い物に行ったりもしますが、余力がなければ、最低限のことをしてすぐに帰る。自分の中で「顔を見せればOK」と決めてるんです。無理をすると、もう行きたくなくなってしまうんですよね。こんな風に、親との付き合い方のルールをゆるくでも作っておくといいと思います。親は、子どもが顔を見せてくれるだけでうれしいはずですから、自分に負担をかけず、細く長く関係を続けましょう。