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不動産の総合管理や、駐車場の運営などを手掛ける関電ファシリティーズ株式会社は、2024年に“創業50周年”を迎えました。今回ご紹介するのは、この会社で働く人々の困りごとに寄り添い、人事の立場から適切なサポートを行うスタッフの取組みです。日々の業務を遂行しながら、節目の年に向けた記念事業のプロジェクトリーダーという大役を務めあげた担当者に、詳しい話を聞きました。
画像: 関電ファシリティーズ 人事部 人事労務グループ 係長 小森 雅人

関電ファシリティーズ 人事部 人事労務グループ 係長 小森 雅人

働く人の“悩み事”に寄り添い、誰もが納得できる改善策を提案

─まずは、現在携わっているお仕事について教えてください!

小森「私が所属する人事労務グループは、社員の皆さんの給与や労務管理、福利厚生、異動、任用などに関する業務を行う部署です。それらの業務を遂行する上で、勤務上の悩み事を抱える方をサポートする心遣いを特に大切にしています」

─担当する業務を進めるうえで、心掛けていることは?

小森「相手が抱えている“悩み事”にしっかりと寄り添い、その本質を理解することです。誰でもそうだと思いますが、自分の真意を上手に伝えることって難しいですよね。たとえばAという悩みの相談を受けた場合でも、よく話を聞いてみると、実は本当に解決したい問題はAではなくBだった、というようなことがあります。それだけに会話が本当に重要だと感じます。こちらの思い込みや価値観で判断せず、相手の話をしっかりと受け止めて、悩み事の本質を汲み取るように努力しています」

─とても大変なお仕事ですが、どんな点にやりがいを感じるでしょうか?

小森「悩み事を抱えている社員と、一緒に働くチームの双方にとって、ベターな提案ができたときですね。以前、育児休暇の期間に関する相談を受けたことがありました。希望する休暇期間の長さでは、周囲の業務に大きな影響が出ることが表面的な問題だったのですが、よく話を聞いてみれば、ご本人も長く休めば収入が減ってしまうことに不安をおぼえていることがわかりました。そこで、社内外を問わず育児をサポートする制度を活用すれば、ある程度休暇期間を短縮しても育児に支障がないことをお伝えしました。その結果、職場とご本人の双方が納得できる休暇期間に調整することができました」

画像: 働く人の“悩み事”に寄り添い、誰もが納得できる改善策を提案

社員の気持ちをひとつにする創業50周年記念事業で世界記録達成!

─2022年から2024年まで、関電ファシリティーズの“創業50周年”を記念するプロジェクトチームのリーダーを務めていたそうですね!

小森「関電ファシリティーズは、MIDファシリティマネジメントと関電ビルマネジメントの2社が合併して2016年にできた会社で、“創業50周年”とは前身企業からの歴史を含めた年数です。そのため記念プロジェクトは単に50周年を祝うのではなく、節目の年を機会に『関電ファシリティーズ』として社員一丸となり、新たな歴史を築いていくという決意を示すことが目的となっていました。具体的には、2022年に社員同士のコミュニケーションサイト開設、2023年に交流会の開催、そして2024年には記念式典というように、3年間にわたり段階的に社員の相互理解と絆を深めるための取組みを進めていきました」

2022年11月の取材記事はこちら

─3年間にわたるプロジェクト、おつかれさまでした! 長期の取組みとなれば、苦労することも多かったのでは?

小森「そもそも、関電ファシリティーズは全国に200以上の拠点があり、それぞれの拠点で日々自律的な活動をしています。こうした特性上 “社員総会”などは難しくて……。どうやって交流する? 社員の皆さんの負担にならない方法はある? と、そこから長い道のりでした」

画像: 社員の気持ちをひとつにする創業50周年記念事業で世界記録達成!

─プロジェクトで「やってよかった!」と思ったことは?

小森「まずは、プロジェクト開始から2年目に開催した交流会の成功です。当社の新たな歴史を担う若手を中心に、全国から全12回400名近い社員にご参加いただけました。そのために各拠点の先輩方が仕事を分担するなどして、参加者を交流会に送り出してくれました。交流会というイベントに対して、全社が応援してくれていることを実感しました。

そして、50周年記念式典に向けて行ったギネス世界記録™への挑戦も忘れられません。全社員が集まることが難しいため、皆さんに作業帽子をかたどった折り紙を折っていただき、それを会場に展示する企画でした。結果的に社員数を上回る約3,000枚の折り紙が集まり、世界記録を達成することができました。集まった折り紙の中には応援のメッセージが添えられているものもあり、その気持ちがとても嬉しかったですね。

正直、前例もなく日々の業務を抱えながらのプロジェクトであったため、開始当初は不安も大きかったです。プロジェクトメンバーと試行錯誤しながら、数々の企画に取り組めた日々こそが私にとっての宝物だと感じています。また、このプロジェクトを通じて当社で働く皆さんの温かさを感じることができ、とても良かったです」

趣味はソロ登山。一人で過ごして感じることとは?

─小森さんは、ソロ登山が趣味と聞きました!

小森「生まれ故郷が山に囲まれていたこともあり、ふらっと山に登るのが好きです。仕事柄、多くの方々に接し、社員の皆さんの悩み事と向き合っているので、時には一人っきりで自然に囲まれて心身をリフレッシュさせたい!ということもあります(笑)。不思議なもので、山に登ってしばらく経つと、『誰かと話がしたい』という気持ちがまた湧いてくるのです。ソロ登山が、仕事とプライベートの良いバランスを保つ時間になっているみたいです」

想いと才能を原動力に、次の50年を目指して

─人事のお仕事を続けるうえで、今後の抱負や目標は?

小森「この仕事をしていて良かったなと感じるのは、関わった社員の方々が、その後も元気に働いていることを知ったときです。当社の事業理念のなかに『常に“人づくり”に努め』という言葉があるのですが、組織における“人づくり”をサポートする人事の仕事を通じて、会社と働く方の双方にとって良い環境づくりができるよう、これからも頑張っていきたいです」

─最後に一言お願いします!

小森「創業50周年を機に、関電ファシリティーズは『Facility Driven~想いと才能を原動力に~』というブランドビジョンを策定しました。この言葉には、当社で働く方々全員の思いが込められていると思います。次の50年へ向け、社員一同、これからもお客さまが安全・安心で快適なサービスを提供し続けることができる“人づくり”を目指していきますので、私たちの未来にぜひご注目ください」

画像1: 想いと才能を原動力に、次の50年を目指して

誰もが安心して働ける良い会社づくりに貢献するため、これからも働く人たちの気持ちに寄り添う努力を続けていきたいという小森。次の50年に向けた“人づくり”を担う、彼ら若い世代の活躍にご期待ください!

画像2: 想いと才能を原動力に、次の50年を目指して

関電ファシリティーズのWebサイトでプロジェクトムービーをご紹介しています。

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