星田ってどんなまち?
大阪府の北東にある交野市は、大阪・京都・奈良の中間に位置しています。その中でも星田は、電車やバスなどの交通手段が充実しており、京橋まで約20分、梅田まで約30分、新大阪までも約30分とアクセス至便。緑豊かで落ち着いていることからも、「家族で住みやすい」と人気のまちです。
そんな星田の中心地、JR星田駅の北側にスマートエコタウン星田はあります。
スマートエコタウン星田とは
JR星田駅の北側では、「星田駅北土地区画整理事業」として約263,000㎡もの広大な敷地を対象に住宅、商業、医療、企業、農地を含む官民一体の複合開発が行われています。その住宅エリアにおいて、“ゼロカーボンタウン”を目指したまちづくりが行われ、ハウスブロック・マンションブロックでは、最新技術を用いた住居を順次建設中。現在ハウスブロックの一部がすでに入居を開始しており、2027年には全ブロックの建物が竣工する予定です。
ここからは、関西電力と関電不動産開発の担当者がスマートエコタウン星田の魅力をお伝えします!
エコで快適!最先端のスマートハウス
―さっそくモデルハウスを案内してもらいましょう!「ZEH住宅」とのことですが、最近よく「ZEH」という言葉を耳にしますね。
福田「シエリアガーデンでは、全戸ZEHを取得しています。ZEHは〝ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(Net Zero Energy House)〟の略称で、つまり『エネルギー収支をゼロ以下にする住宅』ということです。壁や窓に断熱性が高い素材を使用し、冷暖房や照明なども高性能省エネ型を採用。そして屋根には太陽光発電パネルを設置しており、自家でエネルギーを創出することが可能なんです」
―電気を発電・利用して万が一の災害時に活用できるということですね!
福田「太陽光発電の他にEVコンセントも全戸に完備していますよ。電気自動車の普及率は今後ますます上がっていくと思われますし、災害時に電気はインフラの中でも復旧が早いと言われています。防災面で言うと、標準装備である電気給湯機『エコキュート』も断水時にタンク内のお湯を生活用水として使用可能。まさに地球にやさしく、災害に強い住宅というわけです」
―家の造りを見ると、リビングの天井がとても高いですね! 採光もたっぷりで明るい雰囲気という印象です。
福田「LDKは、家族が集い、永く過ごす場所」という考えのため、リビングダイニングにはかなりこだわりました。吹き抜けなので風通しが良く、メインの窓の上にも採光窓をとりつけました。解放感があって、ゆったりとくつろげる設計です。もちろんオール電化なのでIHクッキングヒーターを備え付け、食洗機もビルトイン。快適性だけでなく機能性の高さも追求しています」
―あの丸い装置はもしかして、防犯用の人感センサーですか?
福田「よくお気づきになられました! 全戸に関電SOSホームセキュリティが導入されており、人感センサーが異常を検知すると警備員が駆け付けるシステムになっています」
福田「セキュリティに関してもう一つ。こちらの玄関前にある宅配ボックスをちょっとご覧ください!」
―宅配ボックスが大小2つあるんですね。あれ、でも扉が開かない……?
福田「この宅配ボックスは宅配ドライバーの携帯番号を登録しないと扉が開けられない仕組みになっているんです」
―なるほど、不審物を入れられるなどのイタズラも防げるわけですね。細かな部分にも安心・安全が徹底されていて驚きです……!
住むほどに星田を好きになる、地域とのかかわり
ここからはスマートエコタウン星田のソフト面においての特徴をご紹介。星田駅北地区エリアマネジメント組織※(以下、エリアマネジメント組織という)の取組みについて、田中がご案内します。
※スマートエコタウン星田にお住いの住民や、本活動に賛同した企業等で構成される組織。
―ハウスブロックには共用棟があり、マンション内にも共用スペースがあると聞きました。住民同士のコミュニケーションや連携を重視しているんですね。
田中「はい、まずはハウスブロックにあるコミュニティハブを見ていただきましょう。こちらはスマートエコタウン星田の住民なら誰もが利用できる施設で、1階にはオープンラウンジやキッズコーナー、2階にはワークルームや多目的室を設けています」
―ワークスペースには電源や無料Wi-Fiが完備されていて、リモートワークに最適ですね! そして多目的室も広くてキッチンがあり、大きな鏡まで…。
田中「多目的室は会合やパーティーだけでなく、ヨガやダンスの教室にもご利用いただけます。またここでは月に一回程度、エリアマネジメント組織の役員が集まって会議も開かれています」
―そうそう、「エリアマネジメント組織」について詳しく聞きたいのですが、こちらはどういったものなのでしょうか?
田中「住民と企業が一体となって、良好な環境や地域の価値の維持・向上に取り組む組織です。具体的な活動は、住民から挙がった要望や課題の解決だけでなく、エリア内の清掃やイベントなど子供から大人までコミュニティの形成をサポートする取組みや、エリア全体で取り組む防災・防犯など多岐にわたります。まちの整備や管理維持だけでなく、このエリアの方々が健やかに、豊かに暮らすために協力し合う組織と言えます。ちなみに、関西電力はエリアマネジメント組織から委託を受けて、活動をサポートしているんです」
―ソフト面でも防犯・防災強化に重きを置いているんですね! 子育て家庭や、ご高齢者など、幅広い年代・家族構成の方が地域とつながりながら暮らせるのは安心ですね。
田中「防犯に関して特徴的なのは、街区に10台の街区カメラを設置するほか、警備会社の警備員がまちを見守っていることです。コミュニティハブに週3回駐在し、自転車でまちを巡回したり、街区カメラの映像を確認したりしています。さらにコミュニティハブの利用方法の説明や、簡易清掃から、地域の声掛け運動など警備業務に限定されない活躍も期待して、あえて「タウンアテンダント」と呼んでいます」
―何かあった時に対応するだけでなく、犯罪や危険を未然に防ぐということが重要ですよね。
田中「エリアマネジメント組織のポータルサイトも設けられており、地域情報やイベントの発信、新店などの便利情報も発信しています。そして、会員限定のカーシェアリングサービスがあり、この予約もポータルサイトを通じて行います。先ほどのコミュニティハブなどの施設予約もこちらから行えます」
地球にも家族にもやさしいースマートエコタウン星田が届ける暮らしとは
―デベロッパーがまちをまるごと開発する事例は全国に多数ありますが、こうした「エリアマネジメント」に取り組める環境を整備し、〝住んだその後〟までサポートする取組みは珍しいのではないでしょうか。そこに関西電力と関電不動産開発はどのようにかかわっているのか、改めて聞かせてください!
福田「スマートエコタウン星田の開発は、2018年に始まった『星田駅北土地区画整理事業』の一環です。土地を活用し持続可能なまちをつくりたいという地域からの要望に対し、関電不動産開発がハード面、具体的には〝ゼロカーボン〟をテーマとしたマンションと戸建ての街区を建設。関西電力がソフト面、具体的にはエリアマネジメントの運営やその他サービスの提供をサポートしています」
―つまり、まちをつくったのが関電不動産開発で、まちを育てていくのが関西電力、ということですね。
田中「関西電力では、エリアマネジメントのサポートのほかに、生活の利便性を高めるサービスの検討も行っています。現在取り組んでいるのが、買物支援サービス。『りんくるさん』というサービス名で、まずはスーパーなどで買物をした商品をご自宅までお届けするサービスを開始しました。今後、さらにサービスを拡充していく予定です。住民の皆さんのご意見・ご要望から、地域全体を活性化できるさまざまなサービスに発展できればと考えているところです」
福田「もちろん、行政や地元の企業との連携など、地域との協働も不可欠です。そして何よりも主役はここに住む方々。住民が主体となってまちをより良く変えていけるよう、ソフト・ハード面でサポートする体制づくりを進めています」
スマートエコタウン星田へようこそ
スマートエコタウン星田では、最終的にマンション2棟全382戸、ハウスブロックは全194戸を建設予定で、現在マンション、戸建ともに販売中です。タウン内には「シエリアサロン星田」として、まち全体のジオラマやマンションのモデルルームなどが見学できる施設もあります。
未来を見据えたまちづくりを目指す「スマートエコタウン星田」に興味を持った方は、公式webサイトから来場予約等を検討されてみてはいかがでしょうか。
けいちゃん
住宅や街のセキュリティがしっかりしていることはもちろんですが、〝住んだその後〟までサポートしてもらえるとさらに安心ですね!