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京都といえば、歴史ある神社やお寺が思い浮かびますよね。でも実は今、“かわいすぎるお守り”が話題なんです。古都の伝統に遊び心を添えた、ときめくお守りを、かんでんWITH YOU編集部が大調査! お気に入りの“かわいいお守り”をお迎えすれば、持ち歩くたびに少し前向きな気持ちになれるかもしれません。

柳谷観音 楊谷寺|紫陽花のつまみ細工がかわいい!「花手水おまもり」

画像1: 柳谷観音 楊谷寺|紫陽花のつまみ細工がかわいい!「花手水おまもり」

まずご紹介するのは、京都・長岡京にある「柳谷観音 楊谷寺」の「花手水おまもり」。色とりどりのあじさいをモチーフにした、丸い形が愛らしいお守りです。つまみ細工で丁寧に作られた花の真ん中には小さなパールが上品に輝きます。繊細かつ華やかなかわいさに、心がほどけます。

画像2: 柳谷観音 楊谷寺|紫陽花のつまみ細工がかわいい!「花手水おまもり」

楊谷寺の境内に入るとまず目を奪われるのが、手水鉢いっぱいに咲くように浮かぶ花々。実はここ、花手水発祥の地なんだそうです。お花を浮かべる習慣は古くからあったものの、「歴史と四季を感じられる聖地にしたい」「不安な現代にご利益とともに五感を通じて心に平安を」との思いから、2017年ごろより定期的に花を浮かべるようになったのだとか。

その美しい花手水をお守りにしたのが、この「花手水おまもり」です。“ご縁を大切に、円満に”という願いが込められています。この願いを聞くと、自然と大切な人の顔が浮かび、感謝の気持ちが生まれます。

画像3: 柳谷観音 楊谷寺|紫陽花のつまみ細工がかわいい!「花手水おまもり」

柳谷観音は、806年の創建以来、眼病平癒(がんびょうへいゆ)の祈願所として信仰を集め、1200年の時を経たいまも、多くの人の心を癒やし続けています。

歴史と花の彩りが調和するこの場所で、お気に入りの“かわいいお守り”を見つけてみてください。

柳谷観音 楊谷寺

住所京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2
参拝・受付時間9:00~17:00(最終受付16:30)
「花手水おまもり」志納料2,800円
Webhttps://www.yanagidani.jp/

賀茂御祖神社(下鴨神社)|繊細な白いレースがかわいい!「レース御守」

画像1: 賀茂御祖神社(下鴨神社)|繊細な白いレースがかわいい!「レース御守」

次にご紹介するのは、なんと繊細な白いレースでできている、賀茂御祖神社(通称:下鴨神社)の「レース御守」です。陽の光を受けて透ける白いレース越しに神紋の“双葉葵”が浮かび上がる姿は、思わず見惚れてしまう美しさ。繊細で上品、それでいてどこか凛とした佇まいは、大人にぴったりの、特別感あふれるお守りです。

「神様の御力がより強く受けられるように」という思いからレースが使用されているそう。由緒ある神社の格式がありながらレースの透け感が優しい印象で、手にした瞬間、ふっと気持ちが晴れるような清々しい感覚に包まれます。

画像2: 賀茂御祖神社(下鴨神社)|繊細な白いレースがかわいい!「レース御守」

京都市左京区にある下鴨神社は、国家鎮護の神社として皇室や朝廷から厚く崇敬を受けてきた京都屈指の古社。境内の「糺の森(ただすのもり)」には、太古から続く原生林が息づいており、訪れるだけで心が整っていくような静けさがあります。厳かな地で美しいレースのお守りを手に入れると、なんだか自分のなかまで清められるような気持ちになります。

下鴨神社(賀茂御祖神社)

住所京都市左京区下鴨泉川町59
参拝時間6:00~17:00
受付時間9:00~17:00
「レース御守」初穂料2,000円
Webhttps://www.shimogamo-jinja.or.jp/

平安神宮|透明でキラキラ輝くのがかわいい!「叶守」

画像1: 平安神宮|透明でキラキラ輝くのがかわいい!「叶守」

角度によって光がキラキラと輝くのが印象的な、平安神宮の「叶守(かなうまもり)」。清らかなデザインは、見ているだけで爽やかな気持ちにさせてくれます。

透明な素材でできているので、背景の風景が透けて見えるのが魅力です。朱塗りの社殿をバックに撮影すると、まるで京都の雅な空気まで写し取ったような特別な一枚に。思わずカメラを向けたくなる美しさです。

さらにもう一つの魅力は、全10色のバリエーションの紐から選べること! 自分の“推しカラー”を選んで持てるので、推し活にもぴったりです。

画像2: 平安神宮|透明でキラキラ輝くのがかわいい!「叶守」

平安神宮は、明治28年に平安遷都1100年を記念して創建されました。応仁の乱や蛤御門の変によって荒廃した京都の街を、再び活気ある都に復興させたいという市民の想いも込められています。創建当時植えられた紅しだれ桜や花菖蒲は、当時の人々の願いを今の時代に静かに伝えているよう。

そんな紅しだれ桜と花菖蒲が描かれた「叶守」は、“願いが叶う”という名前の通り、前向きな気持ちを後押ししてくれるお守り。光を透かすと、どこか未来まで明るく照らしてくれるような、そんな希望を感じます。

平安神宮

住所京都市左京区岡崎西天王町97
参拝・受付時間6:00~18:00
「叶守」初穂料1,500円
Webhttps://www.heianjingu.or.jp/

正寿院|ハートの形がかわいい!「水引猪目(ハート)お守」

画像: 正寿院|ハートの形がかわいい!「水引猪目(ハート)お守」

水引がキュートなハート形に結ばれたお守りが、ハート型の窓“猪目窓(いのめまど)”で知られる、京都・宇治田原町の「正寿院」の「水引猪目(ハート)お守」です。

「正寿院」の客殿・則天の間にある猪目窓。「猪目(いのめ)」とは、日本に古くから伝わる文様の一つで、ハート形にも似た意匠。魔除けや福を招くとされ、お寺や神社の建築装飾にもよく使われてきました。

このハート形の形をした窓を覗くと、四季折々の風景がハートの形に切り取られて見えるんです。時間帯によっては、夕日が差し込み、ハート型の光が床に映る瞬間も。その光景は“幸せのおかげ”と呼ばれていて、これを見れば幸せになると人気を集めています。

「水引猪目(ハート)お守」には、そんな縁起の良い文様があしらわれています。春の桜の“ピンク”、 夏の新緑を映した“緑”、秋の紅葉を思わせる“赤”、冬の雪をイメージした“白”、の四季をテーマにした4色展開です。色によって印象がガラリと変わるので、季節や気分に合わせて選ぶのも楽しそうです。

正寿院

住所京都府綴喜郡宇治田原町奥山田川上149
参拝・受付時間9:00~16:30
拝観料600円
「水引猪目(ハート)お守」志納料800円
Webhttps://shoujuin.boo.jp/

因幡堂 平等寺|猫のイラストがかわいい!「無病(六猫)御守 」

画像1: 因幡堂 平等寺|猫のイラストがかわいい!「無病(六猫)御守 」

黄色い布地に、のびのびと寝転がった猫たち。見ているだけでふっと肩の力が抜けるような優しいデザインが印象的な「無病(六猫)御守(むびょうまもり)」。京都・下京区にある「因幡堂(平等寺)」で授与されている、猫好きにはたまらないお守りです。

猫の数は、表と裏を合わせて6匹。その理由は、“猫”の音読み「ビョウ」と「無病(むびょう)」をかけて、“6匹の猫=無病”という縁起の良い願掛けから。2022年2月22日、“スーパー猫の日”とも呼ばれた記念すべき日に登場したことでも話題になりました。

ちなみに、このお守りのデザインを手がけたのは、境内で開かれる月例の「手作り市」に出店している猫好きの作家さんなのだとか。境内の賑わいと作家さんの温もりが伝わるような、どこか柔らかい線で描かれています。ころん、と転がるような猫の姿に、思わず「かわいい…」と声が漏れてしまいそう。

画像2: 因幡堂 平等寺|猫のイラストがかわいい!「無病(六猫)御守 」

この因幡堂は、今からおよそ1000年前、平安中期に創建されました。貴族・橘行平(たちばなのゆきひら)が神事の帰り道に病に倒れ、夢のお告げに従って薬師如来像を祀ったところ、病が平癒したことが創建の由来とされています。

「病を癒す」ご利益に加え、「無病(六猫)」というユーモラスなお守り。なんだか、古き良き信仰と、現代の“かわいい”がちょうどいいバランスで共存しているように感じます。

因幡堂 平等寺

住所京都市下京区因幡堂町728
参拝・受付時間9:00~16:30
「無病(六猫)御守」志納料700円
Webhttps://inabado.jp/

【番外編】両足院|自分でかわいいお守りを作れる!「結守(お守りづくり体験)」

画像: 【番外編】両足院|自分でかわいいお守りを作れる!「結守(お守りづくり体験)」

京都・祇園近くにある「両足院」では、ちょっと特別な体験ができます。それが、自分の手でお守りを作る「結守(ゆわいまもり)」体験。約100種類ものお守り袋から好きなデザインを選び、願いを込めて仕上げる、“世界に一つだけのマイお守り”作りです。

お守り袋はどれも華やかで、見ているだけで心がときめきます。繊細なインド刺繍の布地が使われ、一つひとつがなんと手作り! 淡い色合いの花模様や金糸がきらりと光るものなどバリエーション豊かで、どれにしようか迷ってしまいます。

体験では、まず自分の願いや決意を紙に書き、祈祷済みの木札と、香りで浄化を促すお香「塗香(ずこう)」とともに、お守り袋に納めます。最後に毘沙門天堂でおまいりをして完成。静けさのなかで手を動かしていると、気持ちが少しずつ整っていくような感覚に包まれます。

この「結守」は、ものづくりの時間だけでなく、“自分と向き合う”時間でもあります。好きなデザインを選び、願いを形にする一連の過程そのものが、まるで瞑想のようです。

両足院は、花街・祇園に隣接する建仁寺の塔頭寺院の一つ。創建から800年以上、禅の教えを通して人々が知性と感性を磨く場として開かれてきました。静寂と美の調和に包まれた空間で、自分のためのお守りを結ぶひととき。京都らしい“祈りの形”と"自分だけのかわいいお守り“に出会える体験です。

両足院

住所京都府京都市東山区小松町591
参拝・受付時間9:30~16:00
体験料3,000円
Webhttps://ryosokuin.com/
画像10: 京都で見つけた!“かわいいお守り”コレクション 神社・お寺別おすすめガイド

あややん

どのお守りにも、京都ならではの“かわいさ”と“祈りの心”が込められていました。思わず手に取りたくなるデザインや、一つひとつに宿る物語に触れていると、気づけば心がふわっとやわらかくなるような感覚になりますよね。ぜひ皆さんも京都散歩の際は、お気に入りのかわいいお守りを選びながら、込められた願いや人の想いにも注目してみてください。きっと、“持ち歩きたくなる幸せ”に出会えるはずです。

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