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「なんだか今日は、やさしい味が恋しいなぁ」——そんな時、思い浮かぶのは京都の家庭料理「おばんざい」。だしの香りがふわっと広がる煮物や、季節の野菜のお浸しを味わうと、心がほっとしますよね。
そこで今回は、京都を知り尽くしたかんでんWITH YOU編集部が、おばんざいを食べたい日に足を運ぶおすすめ店を厳選してご紹介!
ほっこりしたい気分の時、ふと思い出して足が向くようなお気に入りが見つかりますように。

※価格は税込み表記です
※おばんざいは季節によって変わります。文中の料理名や写真は全て一例です

【朝】朝から丁寧なおばんざいを味わえる|麩屋町一〇三

朝は特に、あっさりとしたやさしい味を求めますよね。そんな時、かんでんWITH YOU編集部が自信を持っておすすめするのが「麩屋町一〇三」。このお店では、朝からおばんざいを楽しむことができます。

「本日の朝ごはん」には、炊き立ての土鍋ご飯に加え、おかずには名物のだし巻き、魚料理、削り節、丁寧に仕込まれたおばんざいの小鉢。店主さんは、京都の老舗だし屋「おだしのうね乃」出身とのことで、京都のだし文化を知り尽くしたプロの技が、小鉢にも宿っています。煮物や和え物など、どれもあっさりとしながらもだしの旨みがしっかりと効いていて、朝の体にすっと染み渡ります…!

お店があるのは、京都市・麩屋町通沿いのビル。「この先に本当にあるのかな…」と隠れ家を見つけるような気持ちでビルの廊下を進みます。白い扉の先には、L字のカウンターが調理場を囲む温かな空間が広がっています。静かで温かみのある場所で、おばんざいをはじめとする朝ごはんの滋味深さとともに、心が整っていく感覚を味わってみてください。

麩屋町一〇三(ふやちょういちまるさん)

住所京都府京都市中京区麩屋町通押小路上ル尾張町225 第二ふや町ビル103
電話番号075-213-8080
営業時間朝ごはん 8:30~11:00(要予約)、夜 17:30~
定休日不定休
Instagramhttps://www.instagram.com/fuyacyou.ichizerosan/
※本来はおでん店ですが、夏季はおでんを休止して、特別メニューで営業中です

【朝・昼】“新しいおばんざい”に出会える|M&Maison KYOTO jr 出町柳店

NYで一汁三菜の定食を流行させた「LORIMER 京都」。その姉妹店として2025年6月に出町柳エリアにオープンしたのが、「M&Maison KYOTO jr 出町柳店」です。かんでんWITHYOU編集部もオープン前から注目していたお店で、「今の京都らしい“おばんざいの楽しみ方”ができる場所」としてご紹介したい一軒です。

店内は、古い柱や壁を残した土間空間に長机やカウンターがあり、色鮮やかな花が良いアクセントに。カフェのようなスタイリッシュさと、和の落ち着きが融合した空間に気分が高まります。

メニューは「一汁三菜」「一汁五菜」の2種類が基本。鮮やかな色のプレートに魚と季節のおばんざいが盛り合わせになっています。低温調理した卵焼き、ジェノベーゼ風切り干し大根など、おばんざいの枠を広げるようなアレンジが魅力で、「伝統」にとどまらず「今の京都」を感じさせてくれるんです。ご飯はとうもろこしご飯や京卵かけご飯などにグレードアップも可能で、満足度も申し分なし!

「おばんざい=シンプル」というイメージを良い意味で裏切ってくれる、新感覚の一軒です。

M&Maison KYOTO jr 出町柳店(えむ あんど めぞん きょうと じゅにあ でまちやなぎてん)

住所京都府京都市上京区米屋町292-1
電話番号075-606-5995
営業時間8:00~15:00
定休日不定休
Instagramhttps://www.instagram.com/m.maison.demachi/

【朝・昼】お馴染みの味をいつでも楽しめる|京菜味のむら 烏丸本店

毎日の食卓にさりげなく並ぶ、落ち着く味。そんな“京都のふだん”を味わえるのが、「京菜味のむら 烏丸本店」です。

母体は、1978年創業の京都の食品メーカー「ノムラフーズ」。京料理やおせち料理、おばんざいの製造を手がけてきた会社で、長年にわたり京都の家庭の味を支えてきた存在です。

烏丸本店には、「温」「冷」2つのショーケースがあり、そこには小鉢がズラリ。京都の日常に根づいた“常備菜”としてのおばんざいが並び、その内容は、なますや白和えなど野菜を中心としたラインナップです。

おばんざいは自社工場から続々届けられ、とにかく回転が早く、時間帯によって並ぶ小鉢がガラッと変わるほど! “日替わり”ならぬ“時間替わり”な楽しさがあります。

京都の人たちにとって、おばんざいは暮らしに欠かせないもの。だからこそ、仕事の合間やおでかけついでに、外でもその味に出会えるというのは、なんだかほっとするものです。

京菜味のむら 烏丸本店

住所京都府京都市中京区蛸薬師通烏丸西入橋弁慶町224
電話番号075-257-7647
営業時間7:00~14:30(L.O.14:00)
定休日なし
Webhttps://www.nomurafoods.jp/

【昼】いろいろなおばんざいを、好きなだけ|上賀茂きりん

いろいろなおばんざいを少しずつ、そしてたっぷりと——そんな願いを叶えてくれるのが、上賀茂神社前にある「上賀茂きりん」です。

自然豊かな上賀茂神社前にある「きりん」の大きな文字の暖簾をくぐると、野菜たっぷりのビュッフェカウンターが。

こちらのランチは時間制限75分の食べ放題スタイルで、約12〜13種類のおばんざいをはじめ、出し巻き玉子、キーマカレー、おにぎり、汁物などを自由に楽しむことができるんです!

使われている野菜のほとんどは、地元上賀茂の野菜。そのほか大原の野菜も使用しているのだとか。どの料理も、素材の味を生かしたやさしい味つけで、「今日はしっかり野菜を摂りたいな」という日にぴったりです。

一つひとつ豆皿に盛り付けて、自分好みのワンプレートを作っていく楽しさも! 少しずつ、さまざまなおばんざいを味わいたいのであれば、迷わずこちらのお店へ。

上賀茂きりん

住所京都府京都市北区上賀茂御薗口町6-1
電話番号075-711-1133
営業時間一部11:00〜、ニ部12:30〜、(土・日曜、祝日のみ)三部14:00〜
定休日火曜
Instagramhttps://www.instagram.com/kamigamo.kirin/

【夜】創作おばんざいをつまみに一杯|うしのほねあなざ

おしゃれなおばんざいと一緒に、ゆっくりお酒を楽しみたい夜。三条通にある「うしのほねあなざ」がおすすめです。

京都市内に6店舗を展開する「うしのほね」のグループのお店で、契約農家から届く京野菜を使ったおばんざいが絶品!

訪問した7月は、万願寺唐辛子の肉詰めや賀茂茄子煮、ハモとスナップエンドウの玉子とじなど、京都の夏の味が満載でした。季節ごとに登場するおばんざいは、どれもお酒にぴったりです。

名物のトロトロに煮込んだビーフシチューや炭火焼きなど、「野菜だけじゃ物足りない」という方にも嬉しいボリュームメニューもスタンバイ。多彩なメニューが揃うので、誰かと一緒に行っていろいろ注文するのがおすすめです!

うしのほねあなざ

住所京都府京都市中京区三条富小路西入ル中之町15-1
電話番号075-213-2822
営業時間17:00~24:00(L.O.23:30)
定休日不定休
Webhttps://www.ushinohone-anaza.com/

【夜】“ザ・おばんざい”を味わうならここ|京のおばんざい わらじ亭

派手さはないけれど、いつだって安心できる。京都のふだんの味を、静かに楽しみたい夜に行きたいお店として編集部の中で声が上がるのが、「京のおばんざい わらじ亭」です。

お店があるのは西院駅近くの京都市中京区壬生の住宅街の一角で、知る人ぞ知るといった、ツウな雰囲気。オープン以来50年も地元民に愛され続けてきたお店で、カウンターに並ぶおばんざい(各種500円~)から「今日は何にしようかな」と見て選ぶのが楽しいんです!

画像: 【夜】“ザ・おばんざい”を味わうならここ|京のおばんざい わらじ亭

きずし(しめ鯖)、壬生菜の炊いたん、九条ネギのぬたなど、先代店主から受け継がれたメニューは、京都の家庭を思わせる、これぞ“ザ・おばんざい”。なかでも自家製ちりめん山椒はリピーターが多い名物で、おつまみとしてはもちろん、ちりめん山椒ごはんとおみそ汁でシメにも!

画像: 賀茂なす田楽、レンコンつくね、九条ネギのぬた、きずし(しめ鯖)、壬生菜の炊いたんなど「おばんざい」各種660円~

賀茂なす田楽、レンコンつくね、九条ネギのぬた、きずし(しめ鯖)、壬生菜の炊いたんなど「おばんざい」各種660円~

派手さや流行ではない、昔ながらのおいしさを求めるなら間違いないお店です。

京のおばんざい わらじ亭

住所京都府京都市中京区壬生東大竹町14
電話番号075-801-9685
営業時間17:00~22:00(L.O.21:30)
定休日木・日曜、祝日
Webhttps://warajitei.com/
画像17: やさしい味にほっこり。京都でおばんざいを楽しめるおすすめ店

あややん

朝の静けさの中で味わうひと皿、たっぷり野菜を頬張る昼の時間、そして一日の終わりにじっくりお酒と楽しむ夜——シーンごとに違った魅力があるのも、おばんざいの奥深さです。
「また食べたくなる、あの味」。そんなお気に入りに出会っていただけたら嬉しいです!

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