開催場所となるのは、大阪市此花区の人工島・”夢洲(ゆめしま)”。最寄りは、2025年1月に開業した大阪メトロ「夢洲駅」です。この記事では、大阪・関西万博を楽しんだ後に行きたい、大阪のおすすめスポットをまとめてご紹介します。
観光名所をはじめ、万博ゆかりの地など、大阪を丸ごと満喫する充実の1日をプランニングしてみてください!
万博後もアクティブに! レジャー系スポット3選
①海遊館 / 天保山大観覧車|万博会場からすぐ! 世界最大級の水族館

夢洲駅から電車で10分ほどの場所にある「海遊館」は、大阪観光でも定番の人気スポット。太平洋とその周辺海域の自然環境を再現した、世界最大級の水族館です。ジンベエザメやイルカ、アシカなどの生きものを間近で観賞することができます。



豊かで多様ないのちが住む地球を守るために、私たちができることについて考える機会も多い大阪・関西万博。万博後に海遊館を訪れると、生きものたちとこれからも共存していくために、いま必要なことを、より自分ごと化して考えることができるでしょう。

天保山大観覧車
隣接する天保山マーケットプレイスの大観覧車も、高さ112.5m、直径100mと世界最大級。大阪を楽しむのに最適なスポットです。晴れた日には東に生駒山系、西に明石海峡大橋、南に関西国際空港、北に六甲山系までが一望できます。搭乗中はキャビン内で日本語と英語の解説が流れるので、外国から来た友人とも楽しいひと時を共有できるでしょう。
名称 | 海遊館 |
住所 | 大阪府大阪市港区海岸通1-1-10 |
定休日 | 不定休(WEBサイトにてご確認ください) |
WEB | https://www.kaiyukan.com/ |
名称 | 天保山大観覧車 |
住所 | 大阪府大阪市港区海岸通1-1-10 |
時間 | 10:00~22:00(日によって変動あり) |
定休日 | 不定休 |
WEB | http://tempozan-kanransya.com/tempozan-kanransya.com/ |
②梅田スカイビル|大阪の街を360度見渡せる展望台が魅力

夢洲駅から電車で約40分。大阪・梅田のランドマークとして知られる「梅田スカイビル」は、地上40階・地下2階建て、東棟と西棟の2棟をつないだ高さ173mの連結超高層ビルです。2008年に英国の有名情報誌が選ぶ「世界の建築トップ20」に日本で唯一ランクインしたこともあり、「未来の凱旋門」とも形容されるほどシンボリックな建物です。



見どころは、地上約170mにある40階の展望フロア。地上173mの高さから、大阪の街を360度見渡せる絶景スポットです。万博後に訪れると、改めて日本の建築技術の偉大さ、建築美を実感できるでしょう。

ハート型の南京錠「ハートロック」(税込1,500円)
ここでは、ハート型の南京錠「ハートロック」が大人気。好きな色のハートロックを選ぶと、その場で記念日やお名前を刻印してもらえます。ハートロックの販売は、現在WEB予約のみ。事前にWEBチケットを購入してから来場するのがおすすめです。
大阪・関西万博を訪れた記念に、特別な思い出を刻む品が作ってみてはいかがでしょうか。
名称 | 梅田スカイビル |
住所 | 大阪府大阪市北区大淀中1-1-88 |
時間 | 空中庭園展望台 9:30~22:30 |
定休日 | なし |
WEB | https://www.skybldg.co.jp/ |
③通天閣|誰もが一度は訪れたい、大阪のシンボルタワー

夢洲駅から電車で約30分。「通天閣」は、誰もが一度は訪れたい大阪・新世界のシンボルタワーです。1912年に誕生し、以後100年以上にわたり大阪の街を見守ってきました。
幸福の神様でおなじみのビリケンさんや、屋上にある高さ94.5mの野外展望台など見どころも多くあります。


2022年5月には、3Fの中央展望台から地下1Fまでスパイラル状に滑り降りる巨大滑り台も登場。スリル満点のアトラクションとして、人気を誇っています。
もともと通天閣を中心とした「新世界」の名称は、パリとニューヨークを組み合わせたような、新しい観光スポットを目指したことが由来といわれています。大阪・関西万博で触れた”現在の最先端”、そして通天閣で感じる”かつての新しい世界”。それぞれに想いを馳せながら、ノスタルジックな時の流れを感じることができるでしょう。
名称 | 通天閣 |
住所 | 大阪府大阪市浪速区恵美須東1-18-6 |
時間 | 10:00~20:00(最終入場19:30) |
定休日 | なし |
WEB | https://www.tsutenkaku.co.jp/ |
万博での学びをもっと深める。余韻に浸れるスポット3選
④花博記念公園 鶴見緑地|青い空と自然を感じてリフレッシュ

夢洲駅から電車で約40分、広大な敷地を誇る「花博記念公園 鶴見緑地」は、自然を満喫できる都会のオアシスです。四季折々の花々が咲き乱れる「風車の丘」や、緑豊かな「大芝生」など、青い空と自然を感じながらリフレッシュできるでしょう。

植物をもっと知りたい人に訪れてほしいのが、日本最大級の温室として知られる「咲くやこの花館」。ここでは、地球上のさまざまな気候帯に生育する植物を栽培・展示しています。ヒマラヤの青いケシや日本のコマクサ、そして熱帯スイレンなどは開花調整し一年中見られるほか、季節の花も含め常時300種類以上の花を常に楽しめます。1990年に開催された「国際花と緑の博覧会」(通称:花の万博)のメインパビリオンとして建設されたこの建物。”万博つながり”として楽しむのにもおすすめです。
名称 | 花博記念公園鶴見緑地 |
住所 | 大阪府大阪市鶴見区緑地公園2-163 |
WEB | https://www.tsurumi-ryokuchi.jp/ |
⑤NIFREL|多様ないのちとの共存を考える

夢洲駅からは、電車を乗り継ぎ1時間10分ほど。ニフレルは、水族館と動物園、美術館が融合した「生きているミュージアム」です。「感性に触れる」というコンセプトのもとに、動物たちとアートが共存する空間を楽しむことができます。


館内は「多様性」をテーマに8つの展示室に分けられています。
人を含む全ての生きものは、多様で個性的だからこそ魅力的。ニフレルで小さな生きものたちの魅力に気づくことで、それぞれの個性を認め合う気持ちに繋がっていくでしょう。


ニフレルのあるエキスポシティは、1970年にアジア初の万国博覧会「EXPO '70」、いわゆる”大阪万博”が開催された場所。周辺を歩くだけで、かつての万博の面影を感じることができるかもしれません。
今年の大阪・関西万博とあわせて、ぜひ訪れたいスポットの一つです。
名称 | NIFREL |
住所 | 大阪府吹田市千里万博公園2-1 |
時間 | 公式サイトをご確認ください |
定休日 | 不定休 |
WEB | https://www.nifrel.jp/ |
⑥大阪中之島美術館|創造性に刺激を受ける

夢洲駅から電車で40分ほどの場所にある「大阪中之島美術館」。2022年2月に開館して以降、19世紀後半から今日に至る日本と海外の代表的な美術・デザイン作品をはじめ、地元大阪で繰り広げられた豊かな芸術活動にも目を向け、展示しています。


建物外観の美しいシンプルさに反し、一歩館内に足を踏み入れると、内部は複雑で奥行きを楽しめる造りに。1階から5階まで、立体的に積み重ねられたような広々とした吹き抜け空間に、階段やエスカレーターが交差している様は圧巻です。入館するだけで、ついつい写真を撮る手が止まらなくなってしまうでしょう。

さまざまなアート作品から、国や年月、技法を超えた自由な発想を感じることのできる大阪中之島美術館。万博とともに訪れれば、その創造性に刺激を受けること間違いなしです。
名称 | 大阪中之島美術館 |
住所 | 大阪府大阪市北区中之島4-3-1 |
時間 | 10:00〜17:00(入場は16:30まで) |
定休日 | 月曜日(祝日の場合は翌平日) |
WEB | https://nakka-art.jp |
万博に想いを馳せるカフェ3選
⑦太陽のカフェ 南港店|水都・大阪を感じる心地よい空間

夢洲駅から電車で15分ほどの場所にある、「太陽のカフェ 南港店」は、アジア太平洋トレードセンター(ATC)内にあるカフェです。店内はとても広々と開放的。南港に面した大きな窓からは陽光が差し込み、海を感じる心地よい風景を望むこともできます。


人気メニューは洋食と創作パスタのランチ。有機野菜のサラダや惣菜、デザートや有機豆乳ソフトクリームなどのビュッフェがついてきて、ボリューム満載です。
朝8:00から営業しているので、大阪・関西万博へ訪れる前においしいモーニングを食べてから向かうのもおすすめ。太陽のカフェで元気をチャージすれば、万博をさらに満喫できるでしょう。
名称 | 太陽のカフェ 南港店 |
住所 | 大阪府大阪市住之江区南港北2-1-10 ATC ITM棟5F |
時間 | 平日8:00~14:30 土日祝祭日8:00~16:30 |
定休日 | ATCに準じる |
https://www.instagram.com/taiyou.atc/ |
⑧Cafe太陽ノ塔 本店|万博開催時にタイムスリップ!? レトロなおしゃれカフェ

夢洲駅から電車で約40分。かつての大阪万博を思わせる店名を冠した「cafe太陽ノ塔 本店」は、レトロな古い町並みと隠れ家的なお店が混在する中崎町にある人気のカフェです。

店内は、アンティークのインテリアで統一され落ち着いた雰囲気。そのレトロ感は、まるで1970年の万博開催時にタイムスリップしたかのよう。どこか懐かしい、穏やかな時間を過ごすことができるでしょう。


人気のモーニングは、11:00まで。毎日手作りされるケーキは、いずれもお皿に芸術品並みのデコレーションが施されテンションUP!ふわふわのスポンジに甘すぎない生クリームと甘酸っぱいいちごをサンドしたショートーケーキなど、味わいも最高です。夜22:00まで営業しているので、万博を楽しんだ後、夜カフェとして利用するのにもぴったりです。
名称 | Cafe太陽ノ塔 |
住所 | 大阪府大阪市北区中崎2-3-12 |
時間 | 9:00~22:00 (Morning 9:00~11:00、Lunch 11:00~15:00) |
定休日 | 年末年始 |
WEB | https://taiyounotou.com/ |
⑨ノイカフェ 万博入口前店|太陽の塔を間近で見上げる

夢洲駅から電車を乗り継ぎ、1時間10分ほど。大阪モノレール万博記念公園駅から徒歩約5分の場所にある「ノイカフェ 万博入口前店」は、万博記念公園の中央口ゲート付近にあり、芸術家の岡本太郎氏が手がけた太陽の塔からもっとも近いカフェです。


利用はイートイン、テイクアウトどちらもOK。店内で焼き上げるボール型のカステラは、国産小麦に白みそ、ごま油を使用。素朴な甘さと、ほどよいもっちり食感で食べ歩きにもぴったりです。
1970年開催時から愛され続ける太陽の塔を眺めながらのティータイムは、万博で描かれる未来とこれからの世界に改めて想いを馳せる時間になることでしょう。
名称 | ノイカフェ 万博入口前店 |
住所 | 大阪府吹田市千里万博公園1-1 中央入口前 |
時間 | 9:30~17:30 |
定休日 | 公園休園日に準じる |
WEB | https://neu-cafe.com/ |
まとめ:大阪・関西万博の後も、大阪を満喫しよう!
気になる大阪の観光スポットは見つかりましたか?
大阪府内には、全国的に人気の観光スポットから、地元の人に愛されるカフェまでおすすめスポットが数多くあります。
2025年は大阪・関西万博で、大阪がさらに活気づく年。万博の盛り上がりとともに大阪の街を存分に楽しみ尽くしましょう。

みかりん
大阪っぽさを最も感じたいのであれば、新世界の「通天閣」がイチ押しです!万博会場からも近いので、ぜひ訪れてみてください^^