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和歌山の果樹栽培の中心地・紀の川市粉河(こかわ)で、明治時代より果樹農園を営む「観音山フルーツガーデン」は、40種類以上のフルーツを栽培しています。2018年から、同園に併設する「観音山フルーツパーラー」では、旬の和歌山県産フルーツをふんだんに使ったパフェの提供を開始。その時期においしいフルーツを厳選し、目にも美しいパフェに仕立てるのですが、それが「贅沢すぎる!」「美しい!」とクチコミが広がり、週末には行列ができるお店へ。並んでも食べる価値がある大人気のフルーツパフェをご紹介します。

創業110年以上の経験を生かしたフルーツの目利き

農家としての創業は1911年と、さかのぼること110年あまり前。以来、のどかな粉河の山中で6代にわたり、みかんなど柑橘類を中心に良質な果樹生産を研究し、生産に力を注いできました。「観音山フルーツガーデン」の商号は、信仰を集める粉河寺の千手千眼観音菩薩様のお膝元で、たくさんの人の集いの場となるようにとの願いを込めて命名。2018年に県産フルーツを世界に発信できる場所を作ろうと、フルーツをふんだんに使った商品を提供するパーラーを開店しました。

フルーツのプロが作る、至極のパフェ

画像1: フルーツのプロが作る、至極のパフェ

季節ごとにパフェメニューが変わるため、レシピ作りにも力を注ぎます。レシピを考案するフルーツプランナーの井本凪海さんは「味わいのバランスを見ながら、なるべくフルーツが多く盛り付けられるように気を配ります」とこだわりを語ります。

今回は、夏から初秋にかけて楽しめる4つのフルーツパフェをご紹介しましょう。

画像2: フルーツのプロが作る、至極のパフェ

いろいろなフルーツを一度に味わいたいなら。「和歌山県産旬フルーツの農園パフェ」

画像1: いろいろなフルーツを一度に味わいたいなら。「和歌山県産旬フルーツの農園パフェ」

「和歌山県産旬フルーツの農園パフェ」(1,790円・税込)は、季節の最旬のフルーツを贅沢に使用したパフェです。春はイチゴやキウイ、柑橘類。夏はブドウや桃、すいか、メロン。秋になると柿やいちじくになり、冬は和歌山を代表するみかん。旬のフルーツをふんだんにあしらいます。

画像2: いろいろなフルーツを一度に味わいたいなら。「和歌山県産旬フルーツの農園パフェ」

旬を迎えたもぎたてフルーツの盛り合わせは、みずみずしさも彩りも極上級。キラキラと宝石のように輝き、目も舌も満足できる一品です。

どのフルーツも味が濃く、一つひとつのフルーツの味を感じることができるのも感動。器の下までぎっちりとフルーツが詰まっていて、酸味に甘味に、飽きることなくペロリと完食できてしまいます。

年間ランキング1位! 外せない「和歌山県産豊熟桃のパフェ」

画像: 年間ランキング1位! 外せない「和歌山県産豊熟桃のパフェ」

年間人気ナンバーワンの「和歌山県産豊熟桃のパフェ」(2,390円・税込)は、6月から8月頃までが最盛期の桃を丸ごと1玉使用。桃の品種は「清水白桃」「なつっこ」「黄桃」など、時期に合わせて変わります。

最も良い状態で提供するため、注文を受けてから桃の皮をむき始めます。そして必ず味見をし、品質が間違いないものだけを厳選するというこだわり。

手作りのスモモジャムと桃の果肉入りゼリーが層になっており、もぎたての桃の豊かな甘さを優しく引き立てます。全体を包み込むのは甘さ控えめのホイップクリーム。このクリームが入ることで、桃の味をより強く感じることができます。みずみずしさと芳醇な香り、まろやかな甘さが際立つ、桃好きな方は必食の夏の贅沢パフェです。

贅沢栽培の県産メロンがごろっと入った「主和歌山県産 1株1果メロンパフェ」

画像1: 贅沢栽培の県産メロンがごろっと入った「主和歌山県産 1株1果メロンパフェ」

「主和歌山県産 1株1果メロンパフェ」(1,980円・税込)は、メロンの栽培が盛んな県中央部の御坊市から取り寄せたメロンを使用。1株からメロン1玉だけ選び抜く「1株1果」の贅沢な方法で温室栽培された緑肉メロンを、国産の赤肉メロンと組み合わせ、コロンコロンと丸く盛り付けたかわいらしさが特徴的です。

画像2: 贅沢栽培の県産メロンがごろっと入った「主和歌山県産 1株1果メロンパフェ」

選び抜かれただけあって、メロンは柔らかく濃厚で甘さも最高級。メロンだけのおいしさがシンプルに口の中に広がるよう、アイスクリームにもゼリーにもメロン果肉を閉じ込めています。メロンを思い切り食べつくしたい! 存分に堪能したい! そんな方へ向けて作られた、上から下まで芳醇メロンづくしのたまらない一品です。

老舗茶店とのコラボレーション「観音山抹茶レモンパフェ」

画像1: 老舗茶店とのコラボレーション「観音山抹茶レモンパフェ」

「観音山抹茶レモンパフェ」(1,980円・税込)は、県民のソウルフード「グリーンソフト」で知られる和歌山の老舗茶問屋「玉林園」とのコラボ商品です。玉林園特製の上質な抹茶パウダーを混ぜ込んだホイップクリームと抹茶寒天が、趣深い和の甘味を奏でます。そこに主旋律として入り込むのが、同園でとれたフレッシュなレモン。シロップ漬けやピール、ゼリーやシャーベットと形を変え、爽やかな甘酸っぱさでパフェを構成します。

画像2: 老舗茶店とのコラボレーション「観音山抹茶レモンパフェ」

「観音山フルーツパーラー」のロゴと並ぶのは、玉林園のキャラクター「グリンちゃん」。専門の違う意外な2社がタッグを組んだ新しいおいしさは、ここでしか食べられない逸品。半分ほど食べ進めたら、少しスプーンで全体を混ぜ合わせると、風味も変化するのでおすすめです。寒天やゼリー、シャーベットと、次々変わる食感も楽しい、爽やかな夏の食体験が楽しめます。

【番外編】フルーツサンドも!断面が映える「和歌山県産旬の桃サンド」

画像: 【番外編】フルーツサンドも!断面が映える「和歌山県産旬の桃サンド」

食事をしたい方にはフルーツサンドもあります。夏は桃を1玉使ったボリューミーな「和歌山県産旬の桃サンド」(1,690円・税込)を提供中。地元ベーカリーから買い付けたパンに塗った深紅のスモモソースが全体の味をキュッと整え、彩りも鮮やかにしています。

なんといっても、クリームと桃が重なり合ったボリューミーな断面が芸術的。たっぷりのホイップは甘すぎない仕上がりになっているので、パフェと同時にフルーツサンドをオーダーし、ペロリと食べてしまう人も多いとか。グループで来た際には、シェアをするのもおすすめです。

みかん狩り体験も!フルーツと四季を感じよう

農園を見渡せるよう2階に作られたパーラーは四方を畑で囲まれています。テラス席に座ると爽やかな緑が目に入り、心身がリフレッシュされるのを感じます。

画像1: みかん狩り体験も!フルーツと四季を感じよう

1階にはフルーツやジャム、ゼリーなどの加工品を購入できる直売所があります。ここでお土産を調達しましょう!

画像2: みかん狩り体験も!フルーツと四季を感じよう

和歌山といえば、みかん!ということで、おすすめのお土産は「未来のみかんゼリー(498円・税込)」。みかんが丸々一個入っていて、みかんを中で潰しながら飲むのだとか。

また冬になれば、安全・安心のこだわり農法で栽培したみかん狩り体験もできます。自分で収穫したフルーツの味は格別です。収穫して、お土産を買って、フルーツを食べて。フルーツ王国・和歌山を大満喫できる一日になります。

画像: フルーツカレンダー(画像提供:観音山フルーツガーデン)

フルーツカレンダー(画像提供:観音山フルーツガーデン)

実は温暖な気候の和歌山県では、一年中さまざまなフルーツが手に入ります。ふらっと出かけると、毎回違うフルーツに出合うことができるはず。豊かな自然と四季の移ろいを五感で感じ、最旬フルーツをお腹いっぱい食べる週末のお出かけをぜひ満喫してください。

店名観音山フルーツパーラー総本店
住所和歌山県紀の川市粉河3186-126
電話番号0120-593-262
営業時間10:00~17:00(ラストオーダー16:30)
定休日12月31日~1月2日
Webhttps://parlour.kannonyama.jp/
Instagramhttps://www.instagram.com/kannonyama1/
※現在は紀の川市の1号店(総本店)をはじめ、東京・銀座や神戸などに8店舗を構えています
画像5: 和歌山の山中に絶品パフェあり!フルーツの“プロ”が作るパフェを求め、いざ「観音山フルーツパーラー」へ

りかごん

みずみずしくて、とてもおいしそうなフルーツがたくさん!おなかがすいてきました!
果樹農園併設だからこそ楽しめるスイーツや体験が盛りだくさんですね。ぜひお出かけしてみてください♪

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