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皆さんは「サラダパン」を知っていますか? 滋賀県北部の湖北エリアと呼ばれる地域で昔から愛されている、いわゆるご当地パンです。最近はメディアでもよく取り上げられるようになり、「見たことがある!」という人も多いかもしれません。
そんな「サラダパン」は、どんな町で、どんなお店で作られているのか、ちょっと気になりますよね。というわけで今回は、製造元である滋賀県・木之本の「つるやパン」にお出かけしてみました。

画像1: レトロなご当地パン「サラダパン」を訪ねて、滋賀・木之本へ。

地元の人に70年愛される、"まちのパン屋"

画像1: 地元の人に70年愛される、"まちのパン屋"

つるやパンの本店があるのは、滋賀県の長浜市・木之本。お店は北国街道沿いにあり、宿場町の風情が残る町並みは歩いているだけでほっこりした気分になります。

「でっち羊羹」で有名な和菓子店や、老舗の醤油蔵や酒蔵、高さ6mの地蔵像が立つ寺院など、見どころも豊富。そんな場所で「つるやパン」は1951年の創業以来、地元の人々に”まちのパン屋さん”として愛されてきました。

画像2: 地元の人に70年愛される、"まちのパン屋"

全国を席巻する「サラダパン」とは?

近年、メディアなどで紹介されたことにより全国にファンを増やしている「サラダパン」。「ガチャガチャ」ことトイカプセルになるなど、そのレトロなパッケージやマニアックさが注目されがちですが、一体味はどんなものなのでしょうか。

「サラダパン」と大きく描かれたパッケージの中に入っているのはシンプルなコッペパン。コッペパンに挟まれているのは、たくあんとマヨネーズです。
初めてだとちょっと驚くかもしれませんが、たくあんのシャキシャキ感、マヨネーズの甘酸っぱさ、パンの香ばしさが意外とマッチングしていて、なぜかまた食べたくなる不思議なおいしさのあるパンです。

創業当初は学校給食用のパンを主力としていましたが、初代社長・西村秀敏さんの妻である智恵子さんが「おかずになるパンを」と1962年に発明したのがサラダパンなのだそう。
黄色に緑色のロゴが入ったレトロなパッケージは、なんと約60年間変わっていないそうです。パソコンがない時代にデザインされたため、「ダ」の字がちょっと右に寄っているのもご愛嬌。3代目を継ぐ豊弘さんは「これも持ち味なので、パッケージは変えないつもりです」と笑います。

画像1: 全国を席巻する「サラダパン」とは?

豊弘さんの代になって、店舗は少しだけ改装されましたが、昔ながらの佇まいはそのまま。ただ、看板をコッペパン型に変えたり、つるやパンのカラーであるピンク色の信楽焼たぬきを店頭に置いたりと、ところどころに写真映えするアイテムをしのばせています。実際、お店には年代問わず遠方からの観光客が訪れ、店頭で撮影を楽しんでいました。

画像2: 全国を席巻する「サラダパン」とは?

サラダパンの製造現場に潜入!

せっかくなので、つるやパンさんがパンを作る様子を見せていただきました。お店からすぐ近くの場所に工場があり、朝4時ごろから職人さんたちが次々とパンを焼き上げています。
大きな醗酵室や創業時からある大窯では生地作りや焼成の作業が常に進んでおり、いい香りの漂う場内にいるとお腹が鳴ってしまいます……。

画像1: サラダパンの製造現場に潜入!
画像2: サラダパンの製造現場に潜入!

パンの種類によって材料や配合も変えており、成形は全て人の手で行われます。サラダパンは製造量が多いため、現在は機械で具を注入するようになったそうですが、機械より速く正確に挟める職人さんもいるというから驚きです。

画像3: サラダパンの製造現場に潜入!

ちなみにサラダパンのマヨネーズは卵黄のみのマイルドなタイプを使い、たくあんは群馬県の漬物屋さんに特注。
「実は昔より古漬けにしてもらっています。せっかくなので、より〝たくあん感〟があったほうが良いでしょ」と豊弘さんはこっそり明かします。

サラダパン以外にも、気になる商品がいろいろ…!

画像1: サラダパン以外にも、気になる商品がいろいろ…!

「つるやパン=サラダパン」と思われがちですが、店内の棚には実にいろいろな種類のパンが並んでいることに驚きます。
普通の角食パンから、メロンパンやカステラサンドなどの菓子パン、チーズやソーセージをのせた総菜パン、キュートなビジュアルのたぬきパンまで。
その数およそ20種、冷蔵ケースにはサンドイッチやプリンなども陳列されています。

画像2: サラダパン以外にも、気になる商品がいろいろ…!
画像3: サラダパン以外にも、気になる商品がいろいろ…!

サラダパンは滋賀県内のスーパーで広く販売され、東京での催事や、自社オンラインショップでも購入できるので、「入手困難なレアパン」というわけではありませんが、本店でしか買えない様々なパンがあることに思わずテンションが上がります!

画像4: サラダパン以外にも、気になる商品がいろいろ…!

また、最近ではこのレトロなロゴが大人気。サラダパンのロゴが入ったエコバッグやTシャツなどのグッズもあります。
写真は真っ黄色のデザインが目立つスウェット。これは本店に来ないと入手できないアイテムなので、訪れたらぜひゲットしましょう。

実は地元の人が好きなのは…⁉

本店には観光客だけではなく地元の方もパンを求めて訪れます。気付いたのは、サラダパン以外に「サンドイッチ」と書かれた、これもまたレトロなパッケージの商品を購入される方が多いことです。

画像1: 実は地元の人が好きなのは…⁉

豊弘さんに聞くと、「地元の人にとっては、『つるや』はサラダパンというより『丸いパン』の店だそうです」とのこと。
実はつるやパンでは円筒状の「まるい食パン」を創業当初から作っており、このパンを昔から好む人が多いのだとか。

画像2: 実は地元の人が好きなのは…⁉

まるい食パンは、耳が硬くなりすぎないよう側面が凸凹になった型で焼き上げたパンで、内側のしっとり感と外側のカリッと感が特徴。
このパンをスライスして魚肉ハムとマヨネーズを挟んだ「サンドイッチ」は、サラダパン同様、部活帰りの高校生や小さな子供が小銭を持って買いに来るソウルフードのような存在だったそうです。

画像3: 実は地元の人が好きなのは…⁉

そして、「まるい食パン」に自身ももともと愛着を持っていたという豊弘さん。パンは日持ちがしないですが、より多くの方に食べてもらえるようにと、パンを「ラスク」にして商品化したところ、大ヒット。ガーリック、シナモン、きなこ、よもぎ、黒ゴマ、ブルーベリーなど様々な味があり、オシャレなパッケージの箱入りも人気です。今ではパンをラスク用のレシピで特別に焼いており、サクサクと軽快な食感が絶妙です。

「焼きたて」「作りたて」を目指して、長浜まで足を伸ばそう

画像: 「焼きたて」「作りたて」を目指して、長浜まで足を伸ばそう

さらにまるい食パンへの想いをつのらせた豊弘さんは、「とにかく焼きたてが美味しいので、そのままちぎって食べてほしい」と、木之本から車で30分ほどの長浜市に、「まるい食パン専門店」を2016年にオープンさせました。こちらでは店内でのイートインも可能で、焼きたてのまるい食パンに加え、「焼サバ」「オムソバ」「焼りんご」などその場で具材を挟む多彩なサンドイッチやトーストを販売しています。

長浜はノスタルジックな街並みを生かした「黒壁スクエア」などがあり、観光地としても見どころ満載。もし木之本の「つるやパン」を訪ねたら、足を伸ばして「まるい食パン専門店」も巡礼(?)するのがオススメです。インターネットや県外の催事では出合えない、ご当地ならではの味や、思い出を体感できますよ!

スポットつるやパン本店
住所滋賀県長浜市木之本町木之本1105
営業時間月〜土:8:00〜18:00 日・祝 9:00〜17:00
定休日無休(臨時休業あり)
Webhttps://www.tsuruyapan.jp
スポットまるい食パン専門店
住所滋賀県長浜市朝日町15-31
営業時間8:00〜17:00 (完売の場合閉店することがあります)
定休日毎週水曜日
Webhttps://www.tsuruyapan.jp
画像2: レトロなご当地パン「サラダパン」を訪ねて、滋賀・木之本へ。

みなぱん

この記事を書くまで、「つるやパン」のパッケージしか知らなかったのですが、中にたくあんが入っているとはびっくり!また、「まるい食パン」で作ったサンドイッチはSNS映えしそうで試してみたくなりました。

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