NEWS!!

WITH YOU 公式LINEアカウントが開設されました !

くわしくはこちら
洗濯機にはドラム式と縦型がありますが、買い替えるとき、どちらを選べば良いか迷う方もいるでしょう。ドラム式と縦型の洗濯機は、機能やサイズなど、さまざまな点で異なる部分があります。自分にとってベストな洗濯機を選ぶには、機能や特徴の違いを理解することが大切。今回は、ドラム式と縦型の違いやメリット・デメリットを比較します。ライフスタイルに合った洗濯機選びのポイントも解説するため、ぜひ参考にしてください。

洗濯機のドラム式と縦型の違いは?メリット・デメリットを比較

ドラム式と縦型の洗濯機にはどのような違いがあるのでしょうか。それぞれのメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。

ドラム式洗濯機のメリット・デメリット

画像: ドラム式洗濯機のメリット・デメリット

ドラム式洗濯機は、洗濯槽(ドラム)が横向き、もしくはななめ向きに設置されています。それによって、節水効果などのメリットがあります。

• メリット①衣類が傷みにくい
ドラム式では、ドラムを回転させて洗濯物を持ち上げ、上から下に落とすことで汚れを落とします。また、ドラムを揺らしながら洗う製品もあります。洗濯物同士を擦り合わせて洗う縦型に比べ、衣類が傷みにくいという特徴があります。

• メリット②節水効果が高い
ドラムがななめになっているため、より少ない水で洗濯することができます。縦型と比べて節水効果が高いのは、ドラム式の大きなメリットです。

• メリット③乾燥機能が便利
ドラム式洗濯機には、乾燥機能がついているものが多くあります。乾燥機能を使うと、洗濯物を干したり、取り込んだりする手間がかからず、家事の時短につながります。

乾燥の方式には、ヒートポンプ式とヒーター式があります。ヒートポンプ式の方が低い温度で乾燥させるため、衣類が傷みにくく、省エネです。

• デメリット①本体価格が高い
ドラム式は、縦型と比べて本体価格が高い傾向があります。もちろん、価格はメーカーや機種、販売店などによってさまざまです。しかし、一般的に、ドラム式の方がヒートポンプ式の乾燥機能やIoTなど最新の機能が搭載されているため、高価格帯になりやすいといえます。

• デメリット②サイズが大きく、設置スペースを取る
ドラム式洗濯機は、縦型と比べてサイズが大きいものが多いため、洗濯機を設置するための防水パンに収まらなかったり、洗面所の間口を通れなかったりする場合があります。また、ドラム式洗濯機の扉は前面についています。洗濯機を置けても、扉を開けるスペースを確保できないケースもあるため、注意が必要です。

縦型洗濯機のメリット・デメリット

画像: 縦型洗濯機のメリット・デメリット

昔ながらのオーソドックスな洗濯機である縦型洗濯機。ドラム式と比較しながら、メリット・デメリットを見ていきましょう。

• メリット①洗浄力が高い
縦型洗濯機は、洗濯槽の中で衣類同士を擦り合わせて洗います。ゴシゴシと洗うため、洗浄力が高いというメリットがあります。ただし、最近はドラム式洗濯機でも、縦型と同じくらい洗浄力のある商品も登場しています。

• メリット②サイズがコンパクト
縦型洗濯機の洗濯槽は、上を向いた状態になっています。そのため、ドラム式と比べて、洗濯機のサイズが細長く、コンパクトであるのが特徴。扉が上部についているので、洗濯機の前面にスペースがなくても開閉できるのもメリットのひとつです。

• メリット③本体価格が比較的安価
洗濯機の本体価格に関していうと、縦型洗濯機の方がリーズナブルなケースが多いようです。もちろん、製品やメーカー、小売店などによって価格はさまざまですが、乾燥機能などのないシンプルな縦型洗濯機の方が、本体価格を安く抑えられるでしょう。

• デメリット①節水性能が劣る
縦型洗濯機は、ドラム式と比べてより多くの水を使います。例えば、パナソニックの縦型洗濯機「NA-FA12V3(洗濯・脱水容量12kg)」は、標準使用水量が約150Lとなっています。それに対して、パナソニックのななめドラム洗濯乾燥機「NA-LX129DL(洗濯・脱水容量12kg)」は、標準使用水量が83Lと節水型であることがわかります。

• デメリット②衣類が傷みやすい
前述した通り、縦型洗濯機では、衣類同士を擦り合わせて洗います。そのため、衣類が絡みやすく、繰り返し洗ううちに生地が傷みやすくなることがあります。また、縦型洗濯機の乾燥方式は「ヒーター乾燥」が基本となっていて、温風を当てて乾かすことが一般的です。そのため、衣類が縮む可能性があり、電気代もかかりやすいというデメリットがあります。

自分に合った洗濯機の選び方とポイント

画像: 自分に合った洗濯機の選び方とポイント

ドラム式と縦型の違いを踏まえて、自分に合った洗濯機を選ぶには、どのような点に注目したら良いのでしょうか。必ず押さえておきたい4つのポイントを解説します。

使用頻度と洗濯量に応じた容量選び

一般的に、1人あたりの洗濯物の量は、約1.5kgとされています。例えば、4人家族なら1.5kg×4人=6kgの洗濯・脱水容量が目安です。ただし、数日分の洗濯物をまとめて洗ったり、シーツや布団などを洗ったりすることも考えると、大きめの容量の方が使い勝手が良いでしょう。

特に、「毎日こまめに洗濯するよりも、一度にたくさん洗って電気代や水道代を節約したい」という場合は、大きめの容量の洗濯機を選ぶことをおすすめします。

乾燥機能の有無と仕組み

画像: 乾燥機能の有無と仕組み

せっかく洗濯機を新調するなら、乾燥機能がついたものを選びたいという人もいるでしょう。普段は洗濯物を外に干しているという人も、雨の日などで部屋干しをする場合に、乾燥機能があると便利です。

前述した通り、乾燥方式には大きく分けて、ヒーター式とヒートポンプ式の2つがあります。ヒーター式はドライヤーのように温風を当てて洗濯物を乾かします。衣類が傷むことがあり、電気代もかかりやすくなります。

一方で、ヒートポンプ式は、より低い温度で乾燥させるため、衣類の傷みや縮みを抑えることができます。ヒートポンプとは、高効率給湯器のエコキュートにも使われている仕組み。効率よく乾燥させることができるので、省エネにつながります。

一例を挙げると、日立のドラム式洗濯機「BD-SX120JL(洗濯~乾燥・乾燥容量6kg)」の場合、洗濯~乾燥の標準コースの場合に使用する電力量は約980Wh、電気代に換算すると、約30円です。縦型洗濯乾燥機「BW-DX100K(洗濯~乾燥・乾燥容量5.5kg)」の場合、洗濯~乾燥の標準コースの場合に使用する電力量は約2,030Whで、約63円の電気代がかかります。

一般的に、ドラム式洗濯機の乾燥方式はヒートポンプ式が、縦型洗濯機はヒーター式が多くなっていますが、購入の際には製品ごとの乾燥方式をチェックしましょう。

設置スペースと本体サイズ

画像: 設置スペースと本体サイズ

洗濯機のサイズもしっかりと事前に確認しなければなりません。防水パンなど設置場所の寸法だけでなく、洗面所や玄関の間口、洗面所に至るまでの通路の幅などもチェックしておくのがベターです。

ドラム式洗濯機は、洗濯槽が横向きやななめ向きに配置されているので、縦型と比べて多くのスペースを必要とします。例えば、シャープの縦型洗濯乾燥機「ES-PW11J(洗濯・脱水容量11kg)」を例にとると、外形寸法は、幅600mm、奥行き650mm、高さ1,050mmとなっています。それに対して、ドラム式洗濯機「ES-X12C(洗濯・脱水容量12kg)」の外形寸法は、幅640mm、奥行き739mm、高さ1,115mmと、一回り大きいことがわかります。

便利機能(自動投入機能、節水機能など)の選択

画像: 便利機能(自動投入機能、節水機能など)の選択

最近は、洗剤や柔軟剤の自動投入機能や節水・省エネ機能、除菌機能などさまざまな機能を持つ洗濯機が増えています。自動投入機能とは、洗濯機に大容量のタンクが備えられていて、あらかじめ洗剤や柔軟剤を入れておくと、洗濯のたびに測って投入する手間を省けるというものです。洗濯に不慣れな人でも洗濯機を使いやすく、洗濯機の周りに洗剤を置かなくてよくなるので、洗面所をすっきり整理できるメリットもあります。

毎日の洗濯の手間や光熱費を削減したいという人は、自動投入機能や節水・省エネ機能のある洗濯機が良いでしょう。また、製品やメーカーによっては、水洗いしにくいバッグやコートなどを除菌できる機能がついている洗濯機もあります。小さなお子さんが使うぬいぐるみなどもきれいに保ちたいという人は、こうした機能のある洗濯機を検討してはいかがでしょうか。

それぞれのメリット・デメリットを踏まえて洗濯機を選ぼう

画像: それぞれのメリット・デメリットを踏まえて洗濯機を選ぼう

ドラム式洗濯機と縦型洗濯機には、それぞれ異なるメリット・デメリットがあることがわかりました。ライフスタイルに合った洗濯機を選ぶには、洗濯の頻度や、誰が洗濯をするのかという家族の状況に加えて、洗濯機のサイズや扉の向きなど、設置スペースも考慮する必要があります。プラスアルファの機能として、どこまで利便性を追求するのかも重要な観点です。こうしたポイントをしっかりと考えて、ベストな洗濯機選びを実現してください。

画像: 洗濯機はドラム式と縦型、どちらがベスト?選び方と特徴を完全解説

さやぱん

毎日のように使う洗濯機だからこそ、自分の生活にマッチしたものを選びたいですね!

RECOMMEND この記事を読んだ
人におすすめ

This article is a sponsored article by
''.