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関西電力と契約を結ぶお客さまが、適正に電気を利用するために欠かせない契約管理の窓口業務。よりスムーズで親切丁寧な対応の実現を目指し、現場で働くスタッフの支援や育成を行う社員がいます。今回ご紹介するのは、お客さま対応の中核を担う契約管理センターで働くサポート業務のお仕事。担当者に詳しく話を聞いてみましょう。

推シゴトファイル〜推しからみえるお仕事の世界〜

関西電力が担う業務は実にさまざま。電気にかかわるものはもちろん、一見関連性がないように思える意外な分野まで、幅広く手がけています。このシリーズでは、社員が語る、業務やプライベートの“推シゴト“を通じて、多種多様な「お仕事」をご紹介します。

画像: 関西電力株式会社 ソリューション本部 CRM部門 大阪契約管理センター 林 真史

関西電力株式会社 ソリューション本部 CRM部門 大阪契約管理センター 林 真史

お客さまとの契約が適切であるかを管理する、スタッフの支援と育成が主な仕事

─まずは、現在の所属部署について教えてください!

林「関西電力には、神戸と大阪に二つの契約管理センターがあります。そのうち、私が所属しているのは大阪契約管理センターです」

─契約管理センターでは、どのような業務が行われているのでしょう?

林「簡単にいうと、新規受付や契約メニューの変更など、関西電力のサービスをご利用いただいているお客さまの窓口業務ですね。その際、特に重要になるのが、お客さまとの間で結ばれているご契約内容やご利用状況が、契約約款に基づく適正なものであるかを確認することです。それをわかりやすくお伝えし、お客さまのニーズにお応えすることが業務の要となります」

─そもそも、関西電力で働くことを選んだきっかけは?

林「高校一年生のときに体験した阪神淡路大震災(平成七年)が、直接のきっかけです。被災により、数日間電気がない生活を過ごしたことで電気のありがたさをあらためて実感しました。そこでライフラインを守る仕事に就きたいと考え、高校卒業と同時に関西電力に入社したんです。入社後、一貫してお客さまの対応を行う業務に携わっていることから、現在は契約管理センターのスタッフをフォローしたり新たな業務運用を検討したりする役割を担うようになりました」

画像1: お客さまとの契約が適切であるかを管理する、スタッフの支援と育成が主な仕事

─入社してからずっとお客さまに向き合っているんですね! 現在担当している業務のやりがいを教えてください!

林「長年にわたる窓口業務の経験を、新規業務の検討や既存業務の改善に活かせることです。例えば契約管理センターでは年に一回、法令に基づき業務が正しく行われているか、業務の品質が保たれているかなどをチェックする機会があります。その際、自分の経験を踏まえたアドバイスが採用され、業務の品質改善につながることが、とても嬉しいですね。また、チェックを実施する際には、チェック内容や実施の手順を、人材育成の目的を兼ねて若手と一緒に考えるようにもしています。そこで若手の成長を感じることができるのも、今の仕事のやりがいだと思っています」

画像2: お客さまとの契約が適切であるかを管理する、スタッフの支援と育成が主な仕事

少年時代からの夢だった甲子園出場を、社会人になってから実現!

─聞くところによると、昨年(2023年)の秋に『マスターズ甲子園』に出場されたそうですね! どのような大会なのでしょう?

林「かつての高校球児たちが母校のOB同士でチームを組み、予選を勝ち抜き甲子園球場で試合をする大会です。私が所属する伊丹北高校(伊丹市)のOBチームは、結成七年目にして出場資格を得ることができました。ちなみに伊丹市は甲子園球場がある西宮市のお隣なんですが、これまで高校野球では大会出場校を輩出することができず、『近くて遠い甲子園』なんていわれてましてね(笑)」

画像1: 少年時代からの夢だった甲子園出場を、社会人になってから実現!

─つまり、OBチームとはいえ伊丹市では初の甲子園出場を果たしたと。かなりの偉業ですね!

林「ですから、伊丹市の広報さんから取材を受けたりもしました(照)。大会当日は両親や妻子のほか、会社の先輩や後輩もたくさん応援に来てくれました。小学生の頃から野球を続けているので、両親に晴れ舞台を見せることができたのが、特に嬉しかったですね」

─大会で特に印象に残っていることは?

林「実はマスターズ甲子園の開催が、阪神タイガースが日本一になった一週間後だったんです。しかも、私たちチームのベンチが阪神と同じ一塁側。さらに大ファンである中野拓夢選手と同じセカンドを守れるという最高のシチュエーションで、母校のユニフォームを着て試合ができたのは、一生の思い出に残ると思います。私も両親も大の阪神ファンなので、その点でも両親に恩返しができたかなと」

画像2: 少年時代からの夢だった甲子園出場を、社会人になってから実現!

─少年時代から続けている野球が、仕事に役立っていると感じることはありますか?

林「マスターズ甲子園に出場したOBチームは総勢70名。しかも20代から50代まで幅広い世代から構成されていて、その取りまとめ役を任されています。野球という共通項はあっても、当然、世代ごとに考え方が異なりますから、チームを一つにまとめるのって大変なんですよ(笑)。そこで役立っているなと感じるのが、お客さま対応の業務経験で得たコミュニケーション能力です。また、仕事も野球もチームで行うものですから、OBチームの取りまとめ役を通じて得た経験が、現在の業務に活かされているともいえるのかもしれませんね」

『思い込みを捨て、思い付きを拾う』をモットーに
お客さまに寄り添う人材の育成を目指す

─最後に、今後のお仕事に対する意気込みを聞かせください!

林「入社から現在まで、お客さま対応の業務に携わってきましたが、本当にやりがいのある仕事なので、できればこれからも同じ部門で働き続けたいと思っています。ちょっと偉そうな言い方に思われるかもしれませんが、長年にわたる業務経験で得た知見を、できる限り若い世代に伝えていきたいとも考えています。私のように、やりがいをもって業務に励むことができる人材を育てたいですね。それが、お客さまへのサービス向上にもつながると信じています」

画像1: 『思い込みを捨て、思い付きを拾う』をモットーに お客さまに寄り添う人材の育成を目指す

─若い世代を育てる上で、モットーにしていることはありますか?

林「『思い込みを捨て、思い付きを拾う』ですね。ある程度キャリアを重ねると、思い込みで判断してしまうことも増えるじゃないですか。例えば若手のアイデアを聞いても、自分の経験と照らし合わせて、ろくに検討もせず『それは難しいやろ』と返事をしてしまったりとか。でも、良いアイデアって“思い付き”から生まれることが多いと思うんです。ですから自分の経験にとらわれず、新しい世代の考えを受け入れながら共に成長するためにも『思い込みを捨て、思い付きを拾う』という言葉を肝に銘じるようにしています」

少年時代から続けている野球と同様、入社以来窓口業務一筋に打ち込み、現在では誰からも頼りにされる良き先輩となった林さん。契約管理の仕事を通じ、お客さまが安心して電気を利用できるよう、これからも業務に励んでいきます。

画像2: 『思い込みを捨て、思い付きを拾う』をモットーに お客さまに寄り添う人材の育成を目指す

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