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滋賀県・大津エリアに、2025年3月に誕生した「LAGO 大津(ラーゴ おおつ)」。「LAGO」とは、イタリア語で「湖」のこと。その名の通り、LAGO 大津があるのは、目の前に琵琶湖が広がるとっておきのロケーション! 自然の豊かさを実感しつつ、美味しいお菓子を味わえると評判のLAGO 大津に、かんでんWITH YOU編集部が行ってきました!

※価格は税込み表記です

LAGO 大津とは、老舗「たねや」が手掛ける新スポット

LAGO 大津を手掛けるのは、滋賀県近江八幡市発、手づくり最中「ふくみ天平」や四季折々の和菓子を提供する老舗「たねや」。LAGO 大津は、琵琶湖に象徴される「水」、そしてそれによって育まれる「森」の豊かさを、お菓子を通して体感することができる店舗です。

その特徴は、何といっても森があること。敷地内には、工房と販売スペース、そしてカフェを備えた店舗に隣接して湖岸側に「琵琶湖の森」と呼ばれる森があります。LAGO 大津は、敷地面積約15,000平方メートルという広大さですが、建物は15分の1にあたる約949平方メートル。いかに、森を重視した店舗かがわかります!

LAGO 大津はどう楽しむ? かんでんWITH YOU編集部がレポート!

LAGO 大津には、心と体を満たしてくれる楽しみがたくさん! 今回は、かんでんWITH YOU編集部が実際に現地を訪れ、その魅力をじっくり体験してきました。

現地へ足を運んだからこそ気づいたポイントなどを、レポート形式でご紹介します!

楽しみ方①:思わず写真を撮りたくなる設計に注目してみる

画像: 琵琶湖側にあるLAGO 大津の入り口

琵琶湖側にあるLAGO 大津の入り口

LAGO 大津に到着し、「LAGO」のモニュメントがある正面から見てみると、全体がなだらかな坂になっていて、こんもりした小さな丘のよう。建物の姿は見えません…。少し坂を上ると、ようやくエントランスが見つかりました。

画像: こちらから建物へ!

こちらから建物へ!

洞窟の入り口を思わせるここが、ショップ&カフェの入り口です。しかし、やはり建物の全貌は見えない……⁉ 実は、LAGO 大津は「砂の城」をイメージして建物が建てられていて、建築後に上から土で覆われ、さらにそこにコグマザサが植えられています。ササが成長し、ゆくゆくは緑で覆いつくされる予定。なるほど、そういわれると、建物も「琵琶湖の森」から続く緑の丘になる姿が想像できます!

楽しみ方②:絶景カフェで名物・カステラや近江名物を堪能

エントランスから中に入ると、店内は、右手にショップ、左手の琵琶湖側はカフェという造り。京提灯がたくさんさがっていて照明は抑え目ですが、湖側が一面ガラス張りで、眩しいくらいに琵琶湖が輝いています!

画像: カウンターの木材などには滋賀県の木材が使われています

カウンターの木材などには滋賀県の木材が使われています

カフェには、湖に向かったカウンター席のほか、大テーブルなどを配置。テーブルにはガラスの器に入ったグリーンがディスプレイされていますが、これらはたねやの自社農園「キャンディーファーム」で育てられたもの。生き生きとした植物たちからもエネルギーをもらえそう!

画像: どこに座っても琵琶湖の大パノラマ! 画像提供:たねや

どこに座っても琵琶湖の大パノラマ!
画像提供:たねや

カフェで味わえるフードは、おこわ3種と近江八幡名物の赤こんにゃくを入れた「赤こん汁」。スイーツは、店内の工房でつくられた焼きたての「たねやカステラ」、たねやの餡を味わえる「小豆ソフト」、そしてドリンク類です。

画像: シンプルなシルバーのトレイで提供

シンプルなシルバーのトレイで提供

今回は、大テーブルの琵琶湖側の席を確保しました! まずは腹ごしらえに「近江おこわ」(550円)と「赤こん汁」(550円)を。おこわは、滋賀県産の糯米に十穀米、キヌアのほか、小豆の皮や刻んだ赤こんにゃくも加え、上に枝豆をトッピングし、竹の皮に包んで蒸したもの。開くとほんのりする竹の香り。そしてモチモチのほか、いろいろな食感が口の中で混ざり合う楽しい一品です。

画像: いろいろな食材が入っているおこわ。枝豆のグリーンがきれい!

いろいろな食材が入っているおこわ。枝豆のグリーンがきれい!

一緒に味わった「赤こん汁」は、まず「“赤こん”って??」と、関西でもあまり知られていない食べ物にびっくり! 近江八幡の特産品でその名のとおり赤い色のこんにゃくです。

食べてみると一般的なこんにゃくよりは柔らかな印象で、野菜たっぷりのおつゆが優しい味。琵琶湖を眺めながら、ほっこりランチを楽しみました。

画像: 赤こんにゃくとともに、大根やゴボウなどの具が入っていました

赤こんにゃくとともに、大根やゴボウなどの具が入っていました

もちろんデザートにカステラもいただきます! LAGO 大津限定で味わえるのが、できたてのたねやカステラの季節限定味。訪れたときは夏限定の「焼きたてたねやカステラ瀬戸内レモン」(825円)でした。

ちょうど焼きあがった直後で、まだあたたかく、ふわふわ! まるでシフォンケーキのような柔らかさは、生地を混ぜ合わせる時の職人技によるものだとか。さすが老舗菓子店です! 生地にはレモンのすりおろした皮がたっぷり入っていてほんのり黄色。爽やかなレモンの風味が、夏の暑さをひととき忘れさせてくれました。

画像: 箱からはみ出すほど、ふわふわに膨らんだカステラ。アイスコーヒーは605円

箱からはみ出すほど、ふわふわに膨らんだカステラ。アイスコーヒーは605円

このカステラを焼いているのが、カフェの奥にある工房。ここもガラス張りで、作っている様子が見えるようになっています。覗くと、オーブンにさっき食べたカステラがズラリ。美味しそうに膨らんでいます。タイミングが良ければ、かんでんWITH YOU編集部のように、焼きたてのカステラに出合えるかも! 焼きあがりのタイミングは、スタッフさんに聞いてみるといいかもしれません。

画像: ガラスの向こうで次々とカステラが完成していきます!

ガラスの向こうで次々とカステラが完成していきます!

楽しみ方③:ショップでLAGO 大津限定のお菓子をゲット

物販エリアは、贈答品など箱入りの商品を販売しているカウンターのほか、ばら売りの商品も販売されていて、自分用に、そしてお土産や贈り物にと、お買い物ができるスタイル。

LAGO 大津ならではのお楽しみもさまざま。たねやの代表菓「ふくみ天平」(5個入1,350円)は、LAGO 大津限定のブルーのパッケージが目を引きます。滋賀県在住で甲賀市にあるやまなみ工房に所属するアーティスト、吉田ひよりさん(「吉」の本来の表記は「つちよし」)のデザインによるもので、レイクブルーを思わせる鮮やかな青が素敵! ふくみ天平は、求肥の入った餡を食べる時に最中ではさむ、たねやの伝統的なお菓子。斬新なパッケージでのお土産も驚かれそうです!

また、LAGO 大津のオープンを機に、大津市の成安造形大学の学生とコラボレーションした商品が「近江八景」(全種箱入 6,480円、ばら売り216円~)。古くから和歌や浮世絵の題材にも選ばれた近江(滋賀)の8つの美しい景色「近江八景」を、美術大学の学生の若い発想を取り入れてお菓子で表現しているのだそう。

例えば、「矢橋帰帆(やばせのきはん)」は澄んだ水色を半分あしらった酒饅頭「矢橋まんじゅう」に。その淡い色合いは穏やかな琵琶湖をイメージさせ、行き交う舟が見えるよう!

もうひとつ気になったのは、真っ白な酒粕パウダーを振りかけた「比良ゆずもち」。このお菓子で表現したのは、比良山の雪景色「比良暮雪(ひらのぼせつ)」。

四季折々、滋賀だけの景色を閉じ込めた美しいお菓子は贈り物にぴったり。セットのほか、1個からでも購入できるので、気になった“景色”をお土産にしてみては?

なお、LAGO 大津での買い物はインターネットから事前予約しておき、店頭で受け取ることもできます!(一部商品を除く。クレジットカード決済のみ)

楽しみ方④:「琵琶湖の森」を散策する

そして帰りに、「琵琶湖の森」を散策しました!

画像: 植樹して4か月。木々に葉が伸びてきました

植樹して4か月。木々に葉が伸びてきました

琵琶湖に突き出した小さな半島のような地形に立つLAGO 大津。ショップ&カフェの店舗の前は「琵琶湖の森」として、里山の森を作ろうとしています。オープン時に100種、4,000本が植樹されていて、早くも枝に葉が茂っている木も! これからどんどん成長して、滋賀の里山をモデルにした森になっていく予定とのこと。

森はいくつかのゾーンに分かれていて、散策路があり、隅々まで巡ることができます。最初は「やまおやじの雑木林」。この真ん中に穴が開いたような古木は、もともとは高島市の森にあったもの。人が薪をとるために木を切ると、そこからまた新しい芽が出て、長い時間をかけてこんな形になるのだそう。人と森との共生を象徴する不思議な「やまおやじ」が琵琶湖の森の成長を見守っているのです!

画像: 堂々たる風格の「やまおやじ」。真ん中の空洞に鳥が来たりするそう!

堂々たる風格の「やまおやじ」。真ん中の空洞に鳥が来たりするそう!

森の突端は「湖(うみ)のテラス」。湖に向かって石のベンチが置かれていて、取材日は猛暑日でしたが、湖からの風が爽やか…! 気候が良い日はショップで購入したお菓子を持ってきて、ここで食べるのも気持ちよさそうです。

画像: 琵琶湖をより近くに感じることができる「湖のテラス」

琵琶湖をより近くに感じることができる「湖のテラス」

このほか、雨宿りができるベンチや、水をくみ上げる昔ながらのポンプ、小さな池や小川が流れる「ひかりの水辺」など、さまざまな里山の景色が広がります。木には鳥が来て、水辺にはトンボなどの虫が訪れる、そんな里山ができる未来が楽しみになりました!

森の中を小川が流れています

画像: 古びたポンプを押すと水が出てきました!

古びたポンプを押すと水が出てきました!

やまおやじをはじめこの森を監修しているのは、写真家で、環境農家、ガーデナー、里山環境プロデューサーでもある今森光彦さん。2カ月に一度、今森さんと里山について学ぶイベント「今森光彦と里山をつくる」や、琵琶湖の森の草花や自然と人、生き物の営みなどを案内する「LAGOツアー」も開催されているとのことなので、詳しくはWebサイトをご確認ください!

LAGO 大津へは、車・電車・船でアクセス可能!

LAGO 大津へのアクセスは、電車の最寄り駅は、JR膳所駅・京阪膳所駅(徒歩約20分)、京阪錦駅(徒歩約16分)ですが、JR大津駅から近江鉄道バスに乗り、「木の下町」下車だと徒歩8分ほどで到着するので、こちらも便利です。

また、船という選択肢も! LAGO 大津から徒歩5分ほどの場所にある「におの浜観光桟橋」へは、「大津港」(京阪浜大津駅近く)、「草津烏丸半島港」(琵琶湖博物館)から船が出ています。観光がてら、琵琶湖クルーズを楽しむのもおすすめです!

車の場合、LAGO 大津併設の駐車場は2,000円以上購入すれば1時間無料に。同様のサービスが近隣の「サンシャインビーチ駐車場」「びわ湖ホール駐車場」でも受けられます。

画像: 琵琶湖側から見たLAGO 大津

琵琶湖側から見たLAGO 大津

画像3: LAGO 大津の楽しみ方ガイド!絶景カフェや限定スイーツなどを満喫

まなまな

自然・食・文化が交差する体感型施設・LAGO 大津に、かんでんWITH YOU編集部一同、すっかり癒やされ大満足でした!
これから季節が移ろうごとに、森の景色も、店頭に並ぶお菓子も少しずつ変わっていくそう。
何度でも訪れたくなる、そんな特別な場所がまたひとつ、滋賀に誕生したのが嬉しいですね!

LAGO 大津

住所滋賀県大津市由美浜4番地
営業時間9:00〜18:00(カフェL.O.17:00)
定休日1月1日、琵琶湖大花火大会開催日
Webhttps://taneya.jp/lago/

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