プロに聞いた「ハンバーガーの食べ方」！ 意外と知らない３つのコツとは？

今回のナビゲーター

まなまな（「かんでんWITH YOU」編集部）

ハンバーガーの食べ方、私も悩んでいるテーマでした！ アメリカンな雰囲気が素敵なお店にお邪魔し、ボリューム満点なハンバーガーを綺麗に食べるコツを学び、早速実践してきました！ すぐに真似できるポイントばかりだったので、皆さんもぜひ試してみてください。

みかりん（「かんでんWITH YOU」編集部）

高さがあるハンバーガーはどうしても上手く食べることができなくて、具が崩れてしまって悲しい想いをしていました…。食べ方の正解をプロから教わったので、今後は悩むことなく自信をもって食べることができそうです！

ハンバーガーを綺麗に食べたい！ 食べ方のコツ

ボリューム満点のハンバーガーは、見ているだけで心躍ります！ でも、具が多ければ多いほど分厚くなるため、「どうやって食べたらいいの？」と、悩んだことがある人も多いのではないでしょうか。特に、人前で食べるときには大口を開けたり崩れたりするのが心配です。この記事では、そんな疑問を解決すべく、「RICH GARDEN心斎橋本店」の米田さんにハンバーガーを綺麗に食べるコツを伺いました！ 実はちょっとしたポイントを押さえるだけで、最後までおいしく綺麗に完食できるのです。

今回お話を聞いたのは…

RICH GARDEN心斎橋本店の店長　米田 拳（よねだ ちから）さん

「RICH GARDEN」はアメリカンダイナー風の雰囲気で、ボリューム満点のハンバーガーを提供する人気店。2024年に開催された「JAPAN BURGER CHAMPIONSHIP 2024」では、競技部門で日本第4位、販売部門で第1位を獲得した実力派。海外客にも人気で、連日リピーター客で賑わっています。米田さんがハンバーガーで好きな具材は、アボカドとクリームチーズ。

コツ1｜軽く潰してから食べる

まずは、上から軽く押さえるように潰して、バンズと具材をなじませます。バーガーペーパーがある場合は、そこに入れてから潰すと汁が垂れる心配もありません。食べる際にも、軽く押さえながらかぶりつくと具材が崩れにくくなるのでおすすめです。実は、ハンバーガーの本場・アメリカでは、最初から潰して提供するお店もあるのだといいます。

コツ2｜まわしながら食べる

ハンバーガーは、食べ進めていくと具材が片方に寄ってしまい、崩れやすくなります。そこでおすすめなのが、まわしながら食べること。向きを変えると、具材のバランスが均等になるだけではなく圧力が分散されるので、崩れるのを防げます。また、角度を変えるとさまざまな食感や味も楽しめるので、最後まで飽きずに食べ切ることができます。

コツ3｜フォークとナイフを使う

とはいえ、「かぶりつくのは抵抗があるかも…」という人もいるでしょう。そんな時にはフォークとナイフを使い、食べやすいサイズに自分でカットするのがおすすめです。柔らかい具材の場合はナイフを前後に引くと崩れやすくなるため、垂直に押し切るイメージで切りましょう。このとき、フォークで軽く押さえると安定します。

さっそくナビゲーターも実践！ 果たして…？

米田さん直伝のコツを、ナビゲーターが実践してみました。

挑戦するのは「JAPAN BURGER CAHMPIONSHIP 2024」で日本第4位に輝いた「グランドスラム」です。肉々しいパテに加え、フライドオニオンやマッシュポテトがたっぷり。これはなかなか手ごわそう…！

ピンが刺さっているハンバーガーの場合は、バーガーペーパーに入れてから外すと崩れにくくなるのでおすすめです。

こんなに厚みがあるハンバーガー、食べられるかな…。不安に思いながらも軽く潰してみると、びっくり！ これならかぶりついても崩れない！

みかりん

潰しちゃっていい事実に驚きました！少し豪快な食べ方ですが、美味しさがギュギュっと圧縮されてすごく食べやすかったです！

さらに、上側のバーガーペーパーで口元を隠しながら食べれば、ちょっと豪快にかぶりついても周りに見える心配がありません。人前でも、安心して大きなハンバーガーにチャレンジできそうです！

続いて、フォークとナイフでカットするコツも実践。ピンは刺したままのほうが安定します。まずは半分に切って…。

ステーキを切る感覚で一口サイズにしたら、パクッ。これなら大きな口を開けずに上品に食べられるから、デートでも安心です！

まなまな

ボリューミーで高さがあり、カットするのもなかなか難しかったのですが…。
大きな口でかぶりつくことに抵抗がある方には、自分好みの食べやすいサイズにカットすることをおすすめします！

【Q＆A】ハンバーガーの食べ方にルールはあるの？

上手に食べるコツはわかりましたが、このほかに、ハンバーガーを食べる際に「やったほうがいいこと」「やってはいけないこと」はあるのでしょうか。

まなまな

フォークとナイフを使うと確かに食べやすかったのですが、切り方にもコツがいりそうでした。事前にカットしてもらうこともできるのでしょうか。

米田さん

もちろんです。注文していただく際に声をかけていただければ、二分割や四分割にしてお出しします。

まなまな

なるほど！ 事前にカットしてもらえるなら、シェアもしやすそうですね。ちなみに、バーガーペーパーを使って食べると、どうしても汁や具材が紙の中にこぼれてしまいます。この場合はどうしたら良いでしょうか。

米田さん

最後のひと口やこぼれた具材は、フォークを使って召し上がる人も多いですよ。こぼれた汁は、ポテトをディップして食べるのもおすすめです。ソースも自信を持って作っているので、ぜひ最後の最後まで味わってください！

みかりん

そんな食べ方、ありなんですね！ 逆に、やったらいけないことってあるのでしょうか。

米田さん

好きなように食べてもらいたいところですが、個人的に推奨していないのは、パンと具材を分解することでしょうか。トータルで楽しめるよう、バランスを考えて具材を組み立てているので、ぜひすべて一緒に味わってほしいですね。むしろ、ハンバーガーは崩れるのも醍醐味と思って、豪快にかぶりついてもらってよいと思います！

コツを知って、もっとハンバーガーを楽しもう

ハンバーガーは、上手に食べるコツを知っておくだけで、もっと楽しく、おいしく味わえるのだと分かりました。でも、崩れるのも魅力のひとつ！ 綺麗に食べることにとらわれすぎず、豪快にかぶりついて、ハンバーガーならではの“ワイルドなおいしさ”もぜひ堪能してください。

RICH GARDEN心斎橋本店