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奈良県奥大和地方の山添村にある「ume,yamazoe」は、“ちょっと不自由なホテル”がコンセプトの体験型宿泊施設。携帯の電波が届きづらいような山奥にあるこの施設では、周囲にコンビニやスーパーはなく、客室にはテレビもありません。そのかわり、自然と遊び、サウナで汗をかき、地域の人と交わって、地域の旬のものを食す……。奈良の里山の日常を全身で楽しむことができる、デジタル時代にこそ必要な旅の仕方をご紹介します。

日帰りではもったいない!奈良の魅力は泊まってこそ

画像: 日帰りではもったいない!奈良の魅力は泊まってこそ

日帰りが多い、奈良旅

奈良県は、日本を代表する観光地。東大寺や法隆寺をはじめ、国宝や重要文化財など歴史的価値のある寺院や仏像などが数多くあります。中でも「古都奈良の文化財」は世界遺産にも指定されており、世界中から年間約3500万人もの観光客が訪れます。

画像: 日帰りが多い、奈良旅

しかしながら、そのほとんどの観光客が、日帰り旅行客であるといわれています。

奈良に泊まったことがある人はご存知かもしれませんが、夜の凜とした静けさは、古都ならではの神秘的な雰囲気があり、実は奈良の素晴らしさは泊まってこそ深く知ることができるのかもしれません。

“ちょっと不自由なホテル”とは? 

画像: “ちょっと不自由なホテル”とは?

そんな奈良県にユニークな宿が誕生し、今人気を博しています。

奈良県奥大和地方にある山添村の東端。奈良の中心地からは車で約45分ほどの場所にある「ume,yamazoe」。旧波多野村の村長さんより受け継いだ、集落の頂上にある古民家をリノベーションして作られ、1日3組限定で「不完全で不自由なことを楽しむ体験型宿泊施設」です。

ないもの、そしてあるもの

画像1: ないもの、そしてあるもの

「ume,yamazoe」には車以外でのアクセスが難しく、宿の近隣にはコンビニエンスストアやスーパーはありません。客室にはテレビはなく、スマホの電波も届きにくいです。こんな風に、利便性やアクセスの良好さなどが指標にもなり得る「宿泊施設」にしては、都会のものと比べるとだいぶ「不便」といえるでしょう。

それでも、現在この施設には全国から宿泊したいと人が集まっており、リピーターも続出しています。

画像2: ないもの、そしてあるもの
画像3: ないもの、そしてあるもの

「ume,yamazoe」は、太い大黒柱が印象的な大きな古民家です。刻まれてきた歴史を感じる美しい欄間や、大きな梅の木はそのまま残したのだといいます。宿というより「家」と呼べる「ume,yamazoe」ですが、そこにあるのはやさしい時間と、自然の表情。まさにそれこそが「ume,yamazoe」で楽しむべきものなのです。何もないからこそ聞こえる、鳥の声や川のせせらぎや風の音。季節によって見える木々の表情も違います。「ume,yamazoe」にあるのは、里山の日常なのです。

ume,yamazoeでできる貴重な体験

画像: ume,yamazoeでできる貴重な体験

たっぷり自然を堪能できる「ume,yamazoe」ですが、「体験型宿泊施設」と謳うだけあって、ただ自然を眺めてのんびり寛ぐだけの宿ではありません。「里山の日常」そのものが体験できる、というのが「ume,yamazoe」の大きな特徴。都会生活に慣れきった私たちには何もかもが新鮮な体験となるに違いないでしょう。

豊かな自然を存分に味わう贅沢

画像1: 豊かな自然を存分に味わう贅沢

自然は、目で見て耳で聞く……だけのものではありません。「ume,yamazoe」が大切にしているのは「身土不二(しんどふじ)」という考え方。身土不二とは、身(身体)と、「土」(環境)は切り離せず、「地元の旬の食品や伝統食が身体に良い」という意味です。食を通して、「今、ここにしかない」という味わいや時間を堪能することができるのです。

画像2: 豊かな自然を存分に味わう贅沢

また、春には山菜摘み、夏には川でのレクリエーションなど、季節ごとの楽しい遊びへと誘ってもらえます。その日の自然やその日の気候を楽しむのもまた、里山でのリアルな遊びです。言葉通り、全身で豊かな自然を味わうのは、里山ではごく普通のことですが、現代人にとっては贅沢なひと時といえるでしょう。

近年人気を集めている「サウナ」も「ume,yamazoe」の人気体験のひとつ。

画像3: 豊かな自然を存分に味わう贅沢

日本ではまだ数が少ないアウトドアフィンランドサウナを採用しています。熱いサウナ室の中では、薪がぱちぱちと炎を揺らす音を聞きながら自分の身体と向き合いましょう。外に出た瞬間、その静かな空気に触れます。デッキチェアに座って外気浴をすれば、自分の肉体と自然が一体化する感覚をおぼえるでしょう。ピュアに外の空気を楽しめるのは、山添村の凛とした自然ゆえかもしれません。

「里山の暮らし」から学ぶ、人との触れ合い

さらに「ume,yamazoe」のスペシャルな体験といえば、なんといっても「ご近所付き合い」です。

画像1: 「里山の暮らし」から学ぶ、人との触れ合い
画像2: 「里山の暮らし」から学ぶ、人との触れ合い

「ume,yamazoe」がある山添村では、古くから“自分たちのための畑”を持っている家が多かったそう。それは作物を売るためではなく、自分や家族が食べるためだけのものなのですが、家族で食べきれなかった余りを「おすそ分け」しあう文化が根付いているのだそうです。

「ume,yamazoe」では近所のおじいちゃんおばあちゃんの姿をよく見かけることがありますが、積極的にスタッフとして働いてもらったり関わってもらったりしているのだそう。

おばあちゃんから「食べごろ」を教えてもらい、作り方を学ぶ……。そんな里山ならではの日常風景を、「ume,yamazoe」では当たり前に見ることができます。宿泊したことのある人が「まるで実家に帰ってきたみたいな感覚」と感じてリピートしてしまうのは、このご近所さんたちとの心地よくゆるやかな関係も大きく影響しているようです。

画像3: 「里山の暮らし」から学ぶ、人との触れ合い

デジタル時代にこそ、定期的なデトックスで自分を豊かに

画像: デジタル時代にこそ、定期的なデトックスで自分を豊かに

都会で生活していると、不便を感じることはあまりないですよね。わからないことはスマホひとつあれば解決します。ですが、いつも下を向いていては本当に美しい瞬間を見逃してしまいそう。たまには意識的に“不自由”に身を置いてデトックスしませんか。何もないからこそ何かが見えて、自分を豊かにしてくれそうです。

スポットume,yamazoe
住所奈良県山辺郡山添村片平452
公式Instagramhttps://www.instagram.com/ume.yamazoe/
画像: 奈良の山奥でデジタルデトックス? 不自由を楽しむ宿泊施設「ume,yamazoe」

けいちゃん

ついつい便利なスマホを見てしまうのが癖になっていますが、思い切って不自由な世界に飛び込むのもいいですね!

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