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YouTubeやメディアでの特集も組まれ、最近はアウトドアシーンでも大人気のスポーツ「モルック」。フィンランドの伝統的なゲームをもとにしたものですが、手軽に始められることから日本でも話題に。人気芸人さんたちがチームを組んでいることでも知られています。そこで今回は、密かなブームとなっている「モルック」のプレイ方法や楽しみ方を丁寧にご紹介します。この記事さえ読めば、モルックを楽しめるようになること間違いなしです!

モルックとは?

モルックは、フィンランドのカレリア地方に伝わる昔ながらの遊びkyykka(クゥッカ)を元に作られたスポーツです。1996年にTuoterenagas社(トゥオテレンガス Lahtiの福祉会社)によって開発され、現在では世界の競技人口は約100,000人、日本では約10,000人だと推定されています。

日本国内では、2018年秋に芸人の『サンドウィッチマン』さんがテレビ番組でモルックを紹介したことをきっかけに認知が広がり、2019年のモルック世界大会に芸人の『さらば青春の光』の森田さんが出場しメディアで取り上げられたことで人気に火がつきました。今では、天気のいい日など公園でプレイしている人を見かけることもありますよね。

画像: モルックとは?

モルックはルール自体がシンプルなので、少し説明を聞けば、すぐに誰でも楽しめ、性別や年代を問わず一緒に楽しむことができるのが最大の魅力です。 また、戦略がとても重要な競技なので、スポーツ経験があれば有利というわけではなく、 もともとスポーツをしていなかった人でも楽しめることも魅力の一つです。道具と適度なスペースさえあれば気軽に始められるところなど魅力的ですね。

モルックのルールを徹底解説!

名前は聞いたことがある、公園でやっている人を見かけたことがあるという方も多いとは思いますが、一体モルックとはどんなスポーツなのでしょうか?日本中にモルックを広める活動をしている「日本モルック協会」が発信している情報をもとに、そのルールをご紹介します。これさえ読めば、モルックがわかる!

プレイに必要なものとは?

画像1: 出典:日本モルック協会

出典:日本モルック協会

モルックをやるのに必要な道具はこの3点。『モルック(左)』『スキットル(中)』『モルッカーリ(右)』これが1セットです。何人でのプレイだとしてもこの1セットだけでいいという点もわかりやすくていいですよね!

基本ルール

基本的なルールは実はいたって簡単。基本的には団体戦ですが、普段遊ぶ時なら最低2人いれば対戦できます。フィンランドで開催される世界大会では4人1チームでプレイされるそうです。

モルックをスキットルに向けて投げ、倒れたスキットルの内容によって得点を加算していき、先にピッタリ50点になるまで得点した方の勝ちとなります。

① モルックを投げる地点にモルッカーリをおき、そこから3~4m離れたところにスキットルを右の図の順番に並べます。これがゲームスタート時の配置です。投擲時にモルッカーリに触れたり、踏み越えるとフォルトとなり0点となります。

画像2: 出典:日本モルック協会

出典:日本モルック協会

② 2チーム以上で対戦しますので、投げる順番を決めて、その順番通りにモルックを投げてスキットルを倒します。倒れた本数が点数となります。1本しか倒れなかった場合は、「倒れたスキットルに書かれている数字=点数」となります。

画像3: 出典:日本モルック協会

出典:日本モルック協会

画像1: 競技者急増で、大注目!今話題のアウトドアゲーム「モルック」に乗り遅れるな!

③ スキットルは、倒された地点で再び立てられます。そのため、ゲームが進むにつれてスキットルが広がり、倒すのが難しくなってきます。いずれかのチームが50点を先取した時点でゲーム終了となります。

画像4: 出典:日本モルック協会

出典:日本モルック協会

ルールはかなりシンプルなので子どもからお年寄りでも、運動音痴でもみんなプレイできるのがモルックの特徴なんです。ちなみに、1本も倒せないなんてこともありそうですが、3回連続でスキットルを倒せなかった場合は0点と記録され、失格となるのです。それでも、1本でも倒せば点数にはなります。50点ピッタリにするのが難しそうですが、まさにそれこそがモルックの面白いところ。50点を超えた場合は、25点へと減点され、ゲームは継続となるのです。厳しいようですが、だからこそ戦略的に、どうやって50点までは刻んでいくかというところがモルックで勝っていくポイントのひとつなんですね。自分のチームや相手チームの得点を見ながら、相手の狙ってるスキットルを予想し、わざと遠くに飛ばして邪魔をするのも作戦のひとつのようです。

モルックの投げ方と持ち方

どうやって50点に向けて攻略していくかという戦略も大事なポイントですが、まずは狙ったところに細長い棒(モルック)を当ててスキットルを倒すという技術を身につけるのが大変そうです。

まさに、運動のスキルや技術というよりは、コツです。投げ方にはいくつかパターンがあるのですが、投げ方によって、投げた棒は軌道や速度が変わります。なので、うまい・下手というよりも投げ方のコツを掴んで使い分けることが上達へののようです。

それでは、日本モルック協会が推奨している基本フォームや投げ方のバリエーションを紹介しましょう。

〇基本フォーム

画像2: 競技者急増で、大注目!今話題のアウトドアゲーム「モルック」に乗り遅れるな!
画像5: 出典:日本モルック協会

出典:日本モルック協会

基本となるのは下手投げです。モルックの重心が安定するように握り、狙いを定め数回の素振りの後に投げます。足は揃える流派と縦に開く流派、また屈伸を利用する流派と腕の力だけで投げる流派などがいます。この投げ方の場合、軌道は緩やかな放物線を描きます。目標スキットル周辺に障害がなく確実に得点を狙う場合には最適の方法といえますね。

〇ラハティ投げ

画像3: 競技者急増で、大注目!今話題のアウトドアゲーム「モルック」に乗り遅れるな!
画像6: 出典:日本モルック協会

出典:日本モルック協会

重心を落として構え、スキットル手前から転がすイメージで狙い、腕の力を利用して比較的強く投げる方法です。重心の低いところから投げ、棒速が速いので軌道はほぼスキットルに向けて一直線となります。相手の邪魔になるよう、スキットルを遠くに飛ばしたいとき等に有効ですが、バウンドによる軌道の予期せぬ変化も起こるため、グランドコンディションに大きく左右されます。

〇裏投げ

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画像7: 出典:日本モルック協会

出典:日本モルック協会

逆手でモルックを握り、軽くバックスピンをかけ投げます。軌道は放物線状となりますが、着地後の動きが少ないのでスキットルをあまり動かしたくないときに有効。縦に並んだスキットルのうち1本だけ倒したいときなどに有効。ただし相当な精度を要求されます。

〇縦投げ

画像5: 競技者急増で、大注目!今話題のアウトドアゲーム「モルック」に乗り遅れるな!
画像8: 出典:日本モルック協会

出典:日本モルック協会

モルックを縦に持って投げる方法が縦投げです。スキットル直前で着地し余力で目標スキットルを倒すくらいの軌道が理想とされます。横に並んだスキットルのうち1本だけ倒したいときに有効ですが、相当な精度を要求されます。

上記のように主に4パターンほど投げ方が存在するので、どの投げ方でどれくらいの力で投げれば思い通りの軌道を描くのか、それを知ることができればゲームをコントロールできそうです。

実際にプレイしてみよう!

とにかくモルックはやってみるのが一番だとのことで、実際にプレイしてみました!

最近では公園でやっている団体も多く、TwitterなどSNSで参加者を募っているプレイヤーたちも多いです。例えばTwitterで「モルック 地名」などの検索で交流会や練習会、対戦相手募集などの情報を収集することができます。

盛り上がるポイント

友人同士でキャンプに行った際、モルックにチャレンジしてみました。モルックは場所を問わないため、アウトドア愛好家にも人気があります。ゲームの参加者8名のうち5名は初心者でしたがとても盛り上がりました。その際感じたポイントを整理します。

① 想定していたように投げられないし、うまく倒せない。

画像1: 盛り上がるポイント

投げ方のコツは習ったものの、そううまく投げられもしないし、倒せません。考えてもいなかった方向にバウンドしたり、転がったりして飛んでいってしまいます。それが下手でもみんなで笑えますし、同じチーム内なら「ドンマイドンマイ!」と声を掛け合って盛り上がれます。

② スーパープレイが出るととても盛り上がる

画像2: 盛り上がるポイント

はちゃめちゃに分散したスキットルを奇跡的にうまく倒せた時や、狙い通りの点数や狙ったスキットルを倒せた時などは否応なく盛り上がります。敵味方関係なく盛り上がれるのは、ボーリングに近い感覚といえそうです。

③ 頭脳戦・心理戦のような駆け引き

画像3: 盛り上がるポイント

40点を超えたあたりからは、どう50点にピタリ到達するのかの頭脳戦が繰り広げられます。相手が50点になりそうなところをどう邪魔し、自分たちは狙いを悟られないようにどう攻略するかを駆け引きしながら戦います。とはいえ倒れたスキットルを全員で直したり、スーパープレイには敵味方関係なく拍手して盛り上がったりするなど、和気あいあいとした雰囲気がずっとあるため、勝負とはいえとても新鮮なスポーツだともいえそうです。

ゲームの楽しみ方・醍醐味

画像: ゲームの楽しみ方・醍醐味

モルックの楽しさはボーリングやビリヤードにも通じるものを感じました。コツを掴んで技術を向上させるのも大事ですが、やる場所が変われば身に着けた技術がそのまま活きるということでもないのが奥深くて面白い!また、道具さえあればどこでもできるため、アウトドアとの親和性は高そうですね。キャンプなどに持ち込んだり、公園で知らない人との交流を楽しむのもモルックの醍醐味です。

新しい趣味にも最適!仲間を増やしてモルックを楽しもう

何か新しい趣味を探している人、スポーツをしたくて色々試しているけどどれも長続きしない人にも「モルック」はおすすめです。仲間を募って、みんなでモルックを楽しんでみましょう!

画像6: 競技者急増で、大注目!今話題のアウトドアゲーム「モルック」に乗り遅れるな!

けいちゃん

老若男女、運動神経の良しあし問わずみんなで盛り上がれるスポーツですね。
始めてプレイしましたが、すでにモルックの虜です!

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