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夜の外出を控える代わりに、朝早い時間のお出かけが人気を集めています。その中でもいま「かんでんWITH YOU」がおすすめしたいのが、旅気分を味わえる素敵な朝食です。朝食といえば喫茶店やカフェのモーニングを思い浮かべる人が多いと思いますが、関西では“異国料理”の朝食のお店が増えて注目されています。

しっかり朝ごはんを食べて、充実した朝時間を!

誰もが忙しい、朝時間。朝ごはんを簡単に済ませたり、飲み物だけにしてしまったりしていませんか?実は朝ごはんにはとても大切な役割があります。睡眠中に低下した体温をしっかり上昇させて、1日の始まりに身体や脳をウォーミングアップさせるのです。炭水化物やタンパク質を摂取することで体温を上げ、胃腸を動かすことで1日の身体のリズムが整います。
ここ数年のコロナ禍ですっかり夜の外出が減ったという人も多いでしょう。その分、朝起きるのが早くなった人、朝型のライフスタイルにシフトした人の増加により、いま「朝時間」に注目が集まっています。仕事前のちょっとした時間でも、休日に早起きした時間でも、思い切って「朝時間」を充実させることは、心身にとってプラスになるといえるでしょう。
また、なかなか予定が合わない友人でも、朝なら時間を合わせやすいという場合もあります。お一人で、あるいは誰かと待ち合わせて、充実した「朝時間」を楽しみませんか?

せっかくなら旅気分?異国情緒あふれる非日常な朝

関西には老舗喫茶店のモーニングなど朝食を食べられる人気のお店が多いですが、今回おすすめしたいのは、短時間で非日常な朝時間をたっぷり堪能できる「異国情緒あふれるお店」です。家ではなかなか作らない料理を、海外のような雰囲気のお店で食べることで、まるで海外旅行に行った際のような朝食時間を体験できます。

関西で味わえる、素敵なスペシャルモーニングのお店3選

wanna manna/大阪(台湾料理)

画像1: wanna manna/大阪(台湾料理)

大阪・南森町にある「wanna manna」は台湾朝食の専門店です。お店に「台湾早餐」と書かれていますが、“早餐(ザオツァン)”とは中国語で朝食という意味。外食文化が発達している台湾には、早餐店の看板を掲げた食堂や屋台が多くあるんだそうです。wanna manna自慢の朝食は「鹹豆漿(シエンドゥジャン)」。

画像2: wanna manna/大阪(台湾料理)

自家製の温かい豆乳をお酢でゆるく固めた、台湾の定番朝ごはんです。旨味を凝縮した豆乳に桜エビやザーサイ、葱といった具材に加え、揚げたての油條(台湾では一般的に食べられている揚げパン)が入ったヘルシーながらも満足感のある一杯です。豆乳のスープですが、クセが少なく酸味があるのでさっぱりと美味しい。特に寒い季節には身体にじんわり染みます。

画像3: wanna manna/大阪(台湾料理)
画像4: wanna manna/大阪(台湾料理)

他にもメニューがあるので、組み合わせてセットにするのをおすすめします。イチオシは焼餅(シャオピン)と呼ばれる台湾風の焼きパンの間に油條を挟んだ「台湾油條」とのセット。揚げたてのものが楽しめ、表面のほのかなゴマの香りがたまりません。
本場のようなメニューの豊富さや漢字がずらっと並ぶ中華圏の雰囲気が、異国情緒をさらに感じさせてくれるので、友達と「そろそろ海外行きたいよね」なんて話で盛り上がること間違いないでしょう。日曜日がお休みなので気をつけて!

スポットwanna manna(ワナマナ)
住所大阪府大阪市北区天神橋1-10-13
公式 Instagramhttps://www.instagram.com/wm.taiwanbreakfast/

汽 ki:/京都(中東料理)

画像1: 汽 ki:/京都(中東料理)

京都・清水五条の駅から徒歩約5分の高瀬川沿いにある「汽[ki]」で楽しめるのは、珍しいレバノン料理の朝ごはんです。中東料理は日本人にはまだあまり馴染みがないですが、実は野菜をふんだんに使っているヘルシーな料理なのです。
「汽」で人気のモーニングは「スモークチキンとファラフェル」のプレート。思わず「わぁ!」と声を上げてしまいそうなくらい、色鮮やかな野菜が盛り付けられています。これらの野菜と、チキンやファラフェル(ひよこ豆のコロッケ)、フムス(ガーリックの効いたひよこ豆のペースト)を“灰色の”ピタパンの中に挟んでいただきます。モチモチした食感のピタパンと、フムスのガーリックやチキンのスパイスが絶妙にマッチし、一口食べると素材のおいしさが口いっぱいに広がります。

画像2: 汽 ki:/京都(中東料理)

馴染みのない料理でありながら、京都産の素材の存在感や、ふわふわのピタの食べやすさも相まってパクパク食べてしまいます。

画像3: 汽 ki:/京都(中東料理)

実はこのピタの灰色は、調理の過程で出た豆や野菜の皮を乾燥させて灰状になったものをピタの生地に練り込んでいるんだそうです。一見するとびっくりしますが、全部「食べられる部分」の再利用。カラフルな食材とのコントラストが映えますよね。

画像4: 汽 ki:/京都(中東料理)

太陽の柔らかい日差しが差し込む店内には大きなテーブルがあり、仕切りのないその大きなテーブルをお客さん同士が囲みながら使います。1つのテーブルを知らない人同士が囲む様子は、あたたかい食堂のよう。距離も近くなり、会話もはずむことでしょう。人気店なので予約は必須。インスタグラムで予約方法を知ることができます。

スポット汽[ki]
住所京都府京都市下京区都市町149
公式 Instagramhttps://www.instagram.com/ki.kyoto/

lé cafe de Benoît(ル カフェ ド ブノワ)/京都(フランス料理)

画像1: lé cafe de Benoît(ル カフェ ド ブノワ)/京都(フランス料理)

フランスの素敵なカフェでひと時を過ごすような体験ができるのは京都・三条駅からほど近い「ル カフェ ド ブノワ」。たった4席のみの小さなお店です。店内は縦に1名席が4つ並ぶ珍しい形で、隠れ家感があり、まるでパリの屋根裏部屋のような雰囲気です。

画像2: lé cafe de Benoît(ル カフェ ド ブノワ)/京都(フランス料理)

週や季節によって変わるメニューの中から、トーストや軽食、ドリンクなどの組み合わせを決めると、店主がお皿やグラス、カトラリーなどもどんなもので提供するかお話してくれます。そのほとんどがフランスのアンティーク。思わず手に取って眺めてしまいます。そして、店主が一人で丁寧に作って一品ずつ運ばれてくる朝食は、まるで物語のよう!

画像3: lé cafe de Benoît(ル カフェ ド ブノワ)/京都(フランス料理)

小さな自分だけのテーブルが少しずつ埋まっていきます。ふんだんにフルーツを使用しているのも嬉しいですね。チーズ、バター、フランスパン、ビタミンたっぷりの鮮やかなフルーツ、身体に染み渡る香り高いコーヒー。満足感たっぷりの朝ごはんがいただけます。

画像4: lé cafe de Benoît(ル カフェ ド ブノワ)/京都(フランス料理)

誰かとワイワイする朝食もいいですが、一品一品の見た目、味わい、使用されるカトラリーなどを丁寧に堪能する贅沢なひとりの朝時間はとても幸福なものです。もちろん友人と行っても大丈夫ですが、店内では1人時間を楽しむのがベター。朝食を終えた後に感想を言い合うのもまた楽しいですよね。
こちらも少数の席しかないため、予約は必須。インスタグラムではメニューと予約方法を案内しています。

スポットlé cafe de Benoît(ル カフェ ド ブノワ)
住所京都府京都市川端通二条下ル孫橋町31-14
公式 Instagramhttps://www.instagram.com/le_cafe_de_benoit/

素敵な朝ごはんが1日のクオリティを変える!充実した1日を過ごそう

素敵な朝ごはんを食べ終えて、心身ともに満たされてお店を出てもまだ午前中。なんだか1日がとても長くなった気がします。1日のスタートに幸せなひと時を過ごせば、その日は充実した1日を過ごせそうですね。

画像: 朝ごはんが1日を変える!関西で味わえる素敵な“スペシャルモーニング”3選

よしおちゃん

素敵な朝ごはんは朝活のモチベーションにもなりますね。早起きが苦手な私でもこんな素敵なごはんがあれば朝活に取り組めそうです!

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