動画を撮っても楽しい!ひと手間“体験”が楽しい、アレンジスイーツ
ほんのひと手間自分の手を動かすことで、「美味しい」「かわいい」だけでなく、より強く記憶に残るのがアレンジスイーツの魅力。Tiktokの流行により、とにかく動画映えするものが人気の昨今。アレンジスイーツは、提供された形からどんどん変化していくため、動画撮影にもピッタリなんです。最新のスイーツショップから、長く続く和菓子店まで、アレンジスイーツを提供している店が増えているということで、今回はその現場に潜入してきました!
スイーツ天国京都!美しい和菓子をより一層楽しめるお店3選
街を歩けば風情ある甘味処や、ハイセンスなカフェに出会える京都はまさにスイーツ天国。見目麗しいケーキや、流行りの韓国スイーツなどもあるものの、やっぱり人気なのは和菓子。茶の湯文化とともに発展してきた京都の和菓子ですが、最近では歴史ある老舗和菓子店だけでなく、伝統的な和菓子文化を現代的に解釈して新しいスタイルで提供しているお店も増えています。
気分は職人?自分で包むフルーツ大福『包華堂』
最旬アレンジスイーツといえば、2022年7月にオープンしたこちらのお店。フルーツ大福の専門店で、どうやら「自分で包む」というアレンジができるのだそう。
地下へと続く階段を降りていくと、木を基調とした温かみのある店内が広がっています。メニューは「自分で包むフルーツ大福」と「自分で包むイチゴ大福」の2つ。
せっかくならいろんなフルーツを食べてみたいと「自分で包むフルーツ大福」をチョイス。6種のフルーツが提供され、あんこも10種の中から好きな3種を選べるとのこと。この日はつぶあん、こし餡、白餡、あまおう餡、スイートポテト餡、抹茶餡、紫芋餡、黒胡麻餡、和栗餡、桃餡の10種類。和栗餡や紫芋餡など、季節限定のフレーバーもあるとのことで、和栗餡と、定番のこし餡、黒胡麻餡を選んでみました。
注文してしばらくすると、目の前に色とりどりのフルーツとあんこ、求肥の乗ったトレーが運ばれてきます。見ているだけで胸が弾むような光景です。ここからはひたすら好きなあんことフルーツを選び、求肥に包んでいきます。選んだ3種のあんことフルーツの組み合わせ方で、このプレートの中だけでも様々なフルーツ大福を楽しむことができます。
まずはシンプルにこし餡とみかんで。こし餡は甘すぎず、みかんの酸味とうまく調和してくれます。次は、1種類のあんこと2種類のフルーツを包んでみます。一気に複雑な味わいになってこれも美味! あとは、あんこを2種類とフルーツを組み合わせてみたり、あんこの旨みを楽しむためにあんこだけを包んでみたり。気の向くまま好みの組み合わせを試していると、あっという間に完食。
一人でも十分楽しめますが、友人やカップルなど数人で来れば、もっといろいろな組み合わせができて、盛り上がりそう。ありそうでなかった自分で包むフルーツ大福。ぜひ誰かを誘って出かけてみてくださいね。
店舗 | 包華堂 |
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住所 | 京都府中京区笹屋町446-2 井上ビルB1F |
公式Instagram | https://www.instagram.com/houka_dou/ |
好みの焼き具合を自分で!『eX cafe(イクスカフェ)』のほくほくお団子セット
次にご紹介するのは、嵐山、祇園といった京都を代表する観光地で、若い女性を中心に人気を集めている路地裏カフェのアレンジスイーツです。いろいろな和スイーツを提供しているこちらのお店。THE京都な雰囲気を味わえると、着物に身を包んで訪れる人も多いのだとか。
いくつかある人気メニューの中でも、ここに来たらぜひ注文したいのが「ほくほく団子セット」。なんとこちら、串に刺さったお団子を自分で焼き、“ほくほく”の焼きたてお団子を食べられるというもの。注文をすると、本格的な七輪と、プレーンとよもぎのお団子が3本ずつ、みたらし餡と粒あんがテーブルへと運ばれてきます。
七輪の上でお団子をコロコロ転がしながら焼いていると、次第に香ばしい香りが漂ってきます。こんがりと焼き目がついたら、食べ頃です。まずはプレーンを何もつけずに一口。お米のほのかな甘みが口の中に広がり、なんとも美味。お次は添えられているみたらし餡で。甘じょっぱい餡が、お団子の香ばしさを引き立て、何本でも食べられる美味しさです。よもぎのお団子は粒あんをつけると、甘さ控えめの餡とよもぎの苦味がマッチして、大人な味わいに。
もちろんプレーンに粒あんをつけてもいいし、よもぎ×みたらし餡の組み合わせもOK。好きな組み合わせで楽しんでみてくださいね。「ほくほく団子セット」には、本格的なお抹茶も付いてきます。苦すぎず、お団子との相性も抜群ですよ。
京都市内で3店舗を展開している「eXcafe」。それぞれ趣は異なるものの、日本庭園を眺めながらゆっくり過ごせたり、伝統的な京町家でスイーツを味わえたり、ハイセンスなアンティーク家具が配された空間でお茶ができたりと、非日常的な時間を堪能することができます。
これからの季節にぴったりな自分で焼くほかほかのお団子。京都らしさを存分に味わいたい人におすすめのアレンジスイーツです。
店舗 | eXcafe |
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住所 | 嵐山本店 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺造路町35-3 |
祇園新橋店 京都府京都市東山区新橋通大和大路東入元吉町57-1 | |
祇園八坂店(円山公園内) | |
公式Instagram | https://www.instagram.com/excafe_official/ |
秋冬限定!お鍋で楽しむ『京都祇園あのん』
あんこをテーマに和洋の垣根を超えた新感覚のスイーツを提供する『京都祇園あのん』。実はこちら創業50年のあんこメーカー「サザエ食品」が手がける、あんこスイーツの専門店です。
最中皮にマスカルポーネチーズクリームと粒あんを挟んでいただく「あんぽーね」が名物ですが、肌寒くなるこの季節だからこそいただきたいメニューがあります。
その名も「あんふぉんでゅ」。秋冬限定のこちらは、お鍋に具材を“フォンデュ”しながらいただくというアレンジスイーツ! フォンデュソースは2種類。北海道十勝小豆を使ったこし餡ソースと、西京味噌を利かせた白あんソースが火鍋用の仕切られた鍋で供されます。
フォンデュする具材は、サクサクのパイやしっとりとしたバームクーヘン、モチモチ食感の生麩に季節のフルーツなど。食感の異なるさまざまな具材をソースにつけていただきます。ソースが十分に温まったところで、早速フォンデュ。こし餡ソースはまろやかで優しい味わい、白あんソースは少し塩気があってクセになる味わい。「次はどれをフォンデュしよう」と考える時間も楽しいですよね。
2種類のソースに交互にディップしながら食べ進めていくと、プレートの具材はあっという間になくなってしまいました。それでもまだたっぷりフォンデュソースが残っていたので、残ったフォンデュソースを使って豆乳ラテを作ってもらうことに。「こし餡ソースと白あんソース、お好みの方をラテにしますよ」とのことで、この日は白あんソースをチョイス。余すことなくソースを味わえる心遣いが嬉しいですよね。
こちらのお供におすすめな飲み物は「豆乳ラテ」。さっぱりと柔らかな口当たりで、甘いスイーツを食べた後の〆にもってこいの味わいです。「あんふぉんでゅ」を食べる際は、豆乳ラテも一緒に注文することをお勧めします。
帰りには、名物「あんぽーね」をテイクアウトして、家でもアレンジスイーツを楽しんでみてくださいね。
店舗 | 京都祇園あのん |
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住所 | 京都府京都市東山区清本町368-2 |
公式Instagram | https://www.instagram.com/an.kyoto/ |
食べて、撮って、シェア。令和のおやつは3度楽しいアレンジスイーツで決まり
京都で今話題のアレンジスイーツのお店を3軒ご紹介しました。 アレンジスイーツは、「味わう楽しみ」に加え、「体験する楽しみ」や「撮った写真や動画を後で見返したり、友達にSNSでシェアする楽しみ」も感じられるまさに今の時代を象徴するスイーツです。伝統の和菓子を令和の楽しみ方でぜひ味わってみてください。
よしおちゃん
見ているだけで楽しい気持ちにさせてくれるアレンジスイーツ。おいしいだけでなく写真を撮っても楽しめるオススメのスイーツです!