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近年サステナブルという言葉の浸透とともに、「心にも身体にもいい」という概念が広がりつつあります。環境だけでなく、自分の健康や、心の状態にとってよいものをしっかりと選ぶようになったという方も多いのではないでしょうか。そんなライフスタイルを心がける人にとって嬉しい施設が、京都・四条河原町に2019年12月にオープンした「GOOD NATURE STATION」です。その全貌をご紹介します。

※この記事は2022年4月26日に公開した記事をアップデートしています。写真は取材当時のものです。

GOOD NATURE STATIONとは?

京都の中心地の中でも最も賑やかな四条河原町。そのメイン通りのひとつ、河原町通り沿いに2019年12月オープンしたのが「GOOD NATURE STATION」(グッドネイチャーステーション)です。

画像: GOOD NATURE STATIONとは?

1〜3階までがショップやレストラン、4階以上がホテルとなっている複合型商業施設です。

屋号になっている「GOOD NATURE」とは、環境問題や健康にストイックに向き合うのではなく、あくまで“楽しみながら健康的でいいものと向き合おう”というライフスタイルの概念。

確かに、ストイックすぎたり我慢が必要になったりすると、どんなにいいものだとしても続かないですよね。身体にも環境にもいいものが「心地よい」ことであってはじめて、本当に自分のものになるのかもしれません。そんなことを気づかせてくれるのがこのGOOD NATURE STATIONです。

運営する株式会社ビオスタイルのコンダクター・嶋田真弓さんに館内を案内してもらいました。なお、この館内を巡るツアーは「GOOD NATURE WALK」としてホテルの宿泊者限定で毎日開催されています。

MARKET・ショップで出会う、GOODなものたち

画像: MARKET・ショップで出会う、GOODなものたち

GOODなものを選ぶ

施設の入り口にあり、最も多くの人で賑わっているのが「MARKET」のエリアです。
正面入り口の「MAENIWA(マエニワ)」と呼ばれる広場では週末を中心にマルシェなどが行われ、地元の方達が良質なモノを求めて集います。観光客と地元客が入り混じって賑わう様子は京都ならではといえるでしょう。

週末マルシェの様子

店内のMARKETに並ぶのはオーガニックや地元生産の信頼できる野菜、加工食品・発酵食品など、生産者の顔が見える“おいしい”もの。

循環型農業を実践する農家さんの食材や、オーガニック商品、本来なら廃棄される製品の一部を再利用して新たな価値のある製品に生まれ変わらせるアップサイクルな食品を取り扱うGOOD NATURE STATIONオリジナルフードブランドなど、ジャンルはさまざま。

「中でも人気なのはカカオ関連のものですね。オリジナルフードブランドが注力するのはカカオのアップサイクル商品。本来なら捨てられてしまうことの多いカカオのハスク(外皮)のもつ旨味と香りにフォーカスし、さまざまな商品が作られているんです」と嶋田さん。初めて耳にするカカオの話に思わず引きこまれてしまいます。

約500種類もの商品が並んでいるというMARKET。おいしそうな商品の数々に思わずたくさん手にとってしまいますが、このMARKETの特徴は商品ラインナップのユニークさだけでないのです。

GOODなアクションに参加する

販売している食材や調味料を使用したメニューを提供するデリ・ショップ「KITCHEN」。購入したフードは奥のテーブル席でゆったりイートインできます。

画像1: GOODなアクションに参加する

食後に片付ける「返却口」にも、GOOD NATURE STATIONの取組み姿勢がよく表れていました。

この施設では、食品廃棄物を施設内にあるコンポストで堆肥に生まれ変わらせています。そのため、厳格なごみの分別は必須。お客さまにも取組みを理解してもらい、協力して頂いているそうです。

なんとこの堆肥を使って、お米の栽培をしているのだとか。「田植えや収穫などスタッフがお手伝いに行っているんです」とのこと。見せていただいた写真の中に嶋田さんを発見!

画像2: GOODなアクションに参加する
画像3: GOODなアクションに参加する

施設のコンセプトを象徴する、循環するお米「えんこう米」はMARKETで購入できるほか、館内のレストランでも味わうことができます。また、ホテルの宿泊客向けのモーニングビュッフェでも提供してくれるそうです。

単純に「おいしそう」と選んだ商品や、分別などの無理のない小さなアクションが実は環境保全につながっていく……。それはまさに“GOOD NATURE”なモノ・コトといえるでしょう。

GOODなレストラン・カフェを楽しむ

画像1: GOODなレストラン・カフェを楽しむ

1階の奥に位置し、人気を博しているのは、オリジナルスイーツブランド「RAU」のエリアです。嶋田さん曰く「館内随一のSNS映えスポットです!」とのこと。
ホワイトキューブのような空間は、スイーツショップというよりはまるで美術館のような空間。通りがかる人たちの感嘆の声が漏れ、たくさんの人がスマホのカメラを構えます。

画像2: GOODなレストラン・カフェを楽しむ

ショーケースの中に入れないで陳列するスタイルはパティシエがどうしてもこだわりたかったことの一つなのだそう。

そしてディスプレイも斬新ですが、飾られたスイーツたちそれぞれの美しさも随一です。

縦長の形や雲の形など、ユニークで繊細な形のスイーツはまるで芸術品のよう!

こちらのスイーツはファクトリーも館内にあり、フレッシュであることはもちろん、他の飲食店と同様、食品廃棄物はコンポストへ送る取組みも行っています。
その日の分をその場所で製作し、どうしても出てしまう廃棄物は堆肥へと循環させているとのこと。

「ストイックに環境観点でお店を選ぶより、おいしいお店を選んだら結果としてGOOD NATUREだった、ということをお客さまに体験していただきたいですね」と嶋田さん。

GOODなプロダクト・サービスでナチュラルな活力を

「RAU」のカフェと同じ3階フロアに位置するのはオリジナルのオーガニックコスメブランド「NEMOHAMO」のショップ。

肌を潤すローションは、水を一滴も使わず、高濃度な植物の生体水のみで作られています。石油由来成分は一切使用せず、天然成分のみで製造する徹底ぶり。容器・化粧箱・輸送箱には可能な限りの環境配慮を行っているそうです。

画像: GOODなプロダクト・サービスでナチュラルな活力を

ちなみにホテルではアメニティとして採用されているので宿泊時の楽しみともいえるでしょう。

「NEMOHAMO」のほかにも、雑貨やクラフトなどを取り揃えたセレクトショップ「KA SO KE KI(カソケキ)」も訪れる価値あり。凛とした佇まいのうつわやガラス細工、繊細で美しいアクセサリー、日常に彩りを添えるアンティーク、そしてココロとカラダが心地良いホリスティックウェア……。

季節などにより定期的にセレクトは入れ替わっているそうなので、訪れる度に新しい出会いがありそうです。

GOODな体験で得る「きっかけ」

また、館内のあちこちでは「きっかけエクスペリエンス」と呼ばれるさまざまなワークショップが開催されています。ワークショップテーブルでものづくりに没頭したり、スタジオで心身をほぐしたり、農作物を収穫したり……。今までしたことのない経験をすることによって、新たなGOODな暮らしを見つけるきっかけとなるでしょう。

画像1: GOODな体験で得る「きっかけ」

たとえば、この春おすすめなのは漢方茶作りのワークショップだそうです。簡単な漢方的体質診断後、数種類の漢方食材を自分でブレンドし、オリジナルの漢方茶を作ることができます。講師の方に教わりながら、季節の変わり目を元気で過ごすセルフケアの“GOOD”なきっかけになりそうですね。

画像2: GOODな体験で得る「きっかけ」

また、根強い人気なのはスワッグ作りのワークショップ。生花を使って、しっかりとしたボリューム(縦43㎝、横25㎝)のスワッグを作ることができます。玄関に飾っても見ごたえがあるサイズなので、花に包まれる“多幸感”で満たされそうです。花のある生活は、不思議なほどパワーと癒しをもたらしてくれます。自然からの贈り物のありがたみがダイレクトに感じられそうですね。

心と体に心地よさを。GOODなホテルで泊まる

さて、ここまで施設全体を紹介してきましたが、やはり長時間かけてGOOD NATUREな暮らしを体感するのに最適なのが「GOOD NATURE HOTEL KYOTO」でのホテルステイです。

ステイ中に見つけた「心地よさ」

画像1: ステイ中に見つけた「心地よさ」

ホテルのキービジュアルともなっている中庭は、京都の植生を再現した「大緑化壁」。日本の在来種「テイカカズラ」だけでデザインされた見た目にも香りも心地よい空間。ファイヤーピットを囲んで宿泊ゲストが談話できるようになっています。

画像2: ステイ中に見つけた「心地よさ」

「京都観光の拠点としてもとても便利な立地なのですが、館内に見どころがたくさんあるので、おこもりステイとしてもぜひおすすめしたいです」と嶋田さん。
確かに、ホテル下の施設を回るだけでも見どころがたくさんあって、観光の隙間では時間が足りなくなってしまうかもしれません。

宿泊ゲスト向けのウェルネスプログラムも注目です。
京都・建仁寺塔頭 両足院の副住職である伊藤東凌氏によるホテルオリジナルの早朝瞑想体験「NATURE MEDITATION」や、両足院での坐禅体験など、心や身体にGOODなプログラムが多数用意されています。

進化し続けるGOOD NATURE

実際に宿泊する中で最高にGOODだったのは、独自に開発されたという「快眠照明システム」。就寝時間と起床時間を設定すると、設定した時間に向けて緩やかに照明が変化するのだそう。就寝時間にいきなりバチッと電気を消すのではなく、段々と暗くなることによって心理的にも深いリラックス感が得られ、ゆっくりと眠りに落ちることができます。起床時も、自然光のように緩やかに明るくなることでスッキリと目覚められます。

画像1: 進化し続けるGOOD NATURE

「GOOD NATURE HOTEL KYOTO」では2年前の開業から使い捨てプラスチックアメニティの削減に向けて取り組んでおり、現在では約半数のお客様が歯ブラシを持参してくださるまでになったのだそうです。この4月からプラスチック資源循環促進法の改正によりアメニティを有料化。プラスチックごみの削減をさらに前進させようとしています。

画像2: 進化し続けるGOOD NATURE

コロナ禍での衛生観念により、「使い捨て」が当たり前になってしまったこの2年。嶋田さんのお話では、このホテルでもコロナ禍での衛生対応と環境保全とのバランスに配慮しているそうです。
コンセプトにあるように、無理はしすぎず、あくまで「心地よい」を大切にすることで日々進化をさせていきたい、とのこと。

画像3: 進化し続けるGOOD NATURE

自分にとって「GOOD」なもので暮らしを満たそう

環境やウェルネスへの配慮が持続的にできるよう、状況に応じて無理をしないことが秘訣。ストイックすぎず、楽しく心地よく実践していくことが心も満たしてくれそうです。あくまでもナチュラルなGOODで暮らしを満たす、その基準をまずは設けてみるのがいいかもしれません。たくさんのGOODで溢れている「GOOD NATURE STATION」で楽しく自分の基準を確かめてみませんか。

スポットGOOD NATURE STATION
住所600-8022
京都市下京区河原町通四条下ル2丁目稲荷町318番6
Instagramhttps://www.instagram.com/goodnaturehotel/
画像16: 京都発ナチュラルな暮らしのすすめ「GOOD NATURE STATION」完全ガイド

みなぱん

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