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毎日、家族みんなが使うドライヤー。何年か使っているうちに、ふとドライヤーから焦げ臭いにおいを感じ「寿命がきたのかも」と疑問に思っている方もいることでしょう。また、中には、ドライヤーをいつ買い替えるべきなのか、迷っている方もいるかもしれません。

そこで、ここでは、実際のところドライヤーの寿命がどれくらいなのか、買い替えを検討するきっかけとなる症状や故障を避けて長く使うための対策などについてわかりやすく解説します。

読めば、きっとドライヤーの買い替えを考えるべきタイミングや、ドライヤーを長持ちさせる使い方がわかるようになるでしょう。

ドライヤーの平均寿命・耐用年数は3~4年

画像: iStock.com/Liudmila Chernetska

iStock.com/Liudmila Chernetska

一般的にメーカーの取扱説明書には、ドライヤーの使い方や安全上の注意点などが記載されています。これらに従ってドライヤーを使っている場合でも、使い始めて3~4年ほどで調子がおかしいと感じることがあるかもしれません。

それはドライヤーを構成する部品のうち、モーターの寿命が3~4年であるケースが多いためです。実は、ドライヤーの部品の中で、モーターがもっとも使用可能な期間が短いとされています。そのため、モーターが使えなくなってしまうと、そのほかの部品がまだ使える状態であっても、ドライヤーが寿命を迎えてしまうと考えられるのです。

この3~4年間という期間を実際の使用時間に換算すると、平均で130~140時間だとされています。

もちろん、この使用期間は、あくまで一定の条件でドライヤーを使い続けた場合の目安です。ドライヤーの使用頻度や使い方、保管の方法などによっては、問題なく使える期間が前後することも十分考えられます。

しかし、このような目安となる期間を過ぎてドライヤーを使い続けていると、さまざまなトラブルが起きてしまう可能性があります。場合によっては、ドライヤーが故障してしまうおそれ もあります。

思わぬトラブルを避けるには、故障を予期させるサインを見逃さないことが、何よりも大切です。そしてドライヤーが普段とは違う様子だと気づいたら、まず、取扱説明書を確認し、その指示に従って修理や買い替えを検討するのがよいでしょう。

参考:パナソニック

寿命の近いドライヤーに起こる症状5選

画像: iStock.com/Prostock-Studio

iStock.com/Prostock-Studio

では、ドライヤーの使用期限が迫ってくると、一体どのような症状が起こるのでしょうか。気をつけたいドライヤーの症状について、代表的なものを5つご説明します。

①温風や熱風を指定しているのに温度が上がらない

ドライヤーが正常に動作していないと、風の温度が十分に上がらないことがあります。そのようなときには、温風や熱風が出るように設定しても、温度の低い風しか出なくなることも。

こうした症状がたびたび繰り返されるようであれば、ドライヤーの寿命が近づいているかもしれないと考えるのがよいでしょう。

(中見出し)②焦げ臭さがある

ドライヤーを使っている最中、ドライヤーから焦げ臭いにおいがするときも、注意が必要です。焦げ臭いにおいの原因としては、中に入り込んだホコリが焦げついている、モーターそのものが焦げついているなどの可能性が考えられます。

③異音が聞こえる

一般的に、ドライヤーの中には、風を取り込むためのファンが内蔵されています。このファンの内部にホコリやゴミがたまったり、そのほかの部品の故障があったりすると、使用中に異音が発生する場合があります。

このようなときには、髪を乾かすのに支障がなかったとしても、ドライヤーの寿命が近づいていることが予想されます。

④電源が不安定な状態になる

ドライヤーの主要部品であるモーターに寿命が近づくと、モーターの運転が一定しない、電源が不安定になるといった症状が起こる可能性があります。

具体的には、モーターの動きが速くなったり遅くなったり、ドライヤーそのものが不規則にオン・オフを繰り返したりする状態だと考えるとよいでしょう。

こうしたケースの原因としては、モーターに異常がある場合に加えて、コードに亀裂が入るなど断線しかけていることも考えられます。そのまま使い続けると、さらなるトラブルにつながる可能性があるため、使用を控えましょう。

⑤コードが発熱する

前述のように、ドライヤーのコードが断線しかけている場合、コード内部が異常な熱を持つ ことがあります。

コードが発熱しているようなケースでは、使用を続けるうちにコードが溶けて、ショートしてしまう危険性があります。コードからの発熱に気づいた際には、すぐに使用を中止するのがよいでしょう。

ドライヤーの寿命を長持ちさせる方法5選

画像: iStock.com/Choreograph

iStock.com/Choreograph

では、ドライヤーを少しでも安全に長く使い続けるためには、どうすればよいのでしょうか? 特に、ご家族全員でドライヤーをシェアしている方は、ドライヤーを安全に長持ちさせられるように、以下の5つの使用方法に留意してみてください。

①月に1回程度掃除をする

画像: iStock.com/Anna Bezrukova

iStock.com/Anna Bezrukova

ドライヤーの内部にホコリがたまると、焦げ臭いにおいがしたり、故障につながったりする可能性が考えられます。こうしたトラブルを防ぐためには、月に1回など定期的にドライヤーの掃除をしましょう。

ドライヤーは、その構造上、空気を吸い込んで温風や冷風に変えているため、空気と一緒にホコリも吸い込んでしまうことがあります。そのため、定期的にドライヤー本体を柔らかい布で拭くなど、お手入れを習慣にするとよいでしょう。
また、吸い込み口にたまったホコリは歯ブラシや綿棒、掃除機などを使って取り除いてください。

ドライヤーをお手入れする際には、必ずスイッチをオフにし、電源プラグをコンセントから外して行いましょう。取扱説明書に記載されている掃除方法や、注意事項に目を通しておくことも大切です。

②コードに負担をかけない

画像: iStock.com/avtk

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ドライヤーを片付ける際に、コードをドライヤー本体にぐるぐると巻きつけたり、コードの根元が折れたままの状態にしておいたりすると、コードの断線につながるおそれがあります。

また、コードがねじれたまま使用したり、収納したりすることも避けなければいけません。コードに過度な負担がかかって、断線やショートの原因につながってしまうからです。

使用時、収納時ともに、コードにはできるだけ負担のかからないよう、コードを真っ直ぐの状態に保っておくようにしましょう。ドライヤー専用のホルダーや、コードの絡まりを解消するフックなど、身近なグッズを活用するとよいでしょう。

コードについての注意事項も、ドライヤーの取扱説明書に記載されていることがあります。商品の特性や自身の使用シーンに合わせ、より良い収納方法を模索してみてください。

③冷風にしてから電源を切る

画像: iStock.com/Seiya Tabuchi

iStock.com/Seiya Tabuchi

ドライヤーで温風や熱風を出した直後に電源をオフにしてしまうと、ドライヤーそのものに、まだ熱が残ったままの状態になります。こうした状態では、ドライヤー内部のモーターが熱を持ち、機器に負担がかかってしまうことが懸念されます。

残熱での負担を少しでも減らすためには、一旦、温かい風から冷風に切り替え、モーターがある程度冷めた後で、電源をオフにするとよいでしょう。

冷風に切り替えてからオフにすることでモーターへの負担を軽減し、ドライヤーをより長持ちさせることにつながります。

④保管時は高温多湿の場所を避ける

画像: iStock.com/monticelllo

iStock.com/monticelllo

多くの商品の取扱説明書などに記載されている通り、ドライヤーを浴室など高温多湿の場所で保管することは避けましょう。電気やモーターを使って稼働するドライヤーは、こうした場所では思わぬトラブルを引き起こしてしまうおそれがあります。

同時に、高温の場所や水がかかってしまうようなところに置くことも控える方がよいでしょう。特に、高温の場所では、ドライヤーが熱を持ったままになり、劣化の原因になってしまうと考えられます。

もし、洗面所などに収納したい場合には換気を積極的に行い、水がかからないように注意するなど配慮することで、より長い期間使えるようになるでしょう。

⑤モーターに不具合を感じたら修理に出す

画像: iStock.com/yunava1

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温風の温度が上がらない、異臭や異音がするなど、モーターに不具合があると考えられる場合、自分で改善するのではなく、早めにメーカーや販売店などに修理を依頼するようにしましょう。

無理に修理しようとすると、火傷やケガといった深刻なトラブルに発展することもあり、非常に危険です。

もし、ドライヤーの保証サービスなどに加入していれば、修理費用が抑えられることもあります。気にしながら使い続けるのではなく、商品に付帯するサービスを積極的に活用することも検討しましょう。

(コラム)ドライヤーは髪に悪い?

ドライヤーを使うときに気になるのが「ドライヤーを使うと髪を傷めてしまうのでは?」ということではないでしょうか。

家電メーカーなどによると、ドライヤーを適切に使って、すばやく乾かす方が、髪を傷めにくいとしています。自然乾燥の場合、濡れた状態の髪同士がこすれ合うことで、髪のキューティクルが剥がれやすくなり、傷んでしまう可能性があるためです。

ドライヤーと髪との間に一定の距離を取るなど、取扱説明書に書かれた適切な使い方であれば、自然乾燥よりもドライヤーを使った方が髪を傷めにくいといえるでしょう。
さらに、温風の後に冷風を当てることで、髪の毛の温度を下げ、髪に与えるダメージをさらに緩和できると考えられます。同時に、ドライヤー自体への負担も軽減できると期待できます。
髪へのダメージも抑えながら、ドライヤーも長持ちさせるために、最後に冷風に切り替えて使うということを習慣にしてみてはいかがでしょうか。

まとめ:ドライヤーは3~4年ごとに買い替えよう

画像: iStock.com/byryo

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ドライヤーの寿命に大きな影響を与えるのは、主要部品の一つであるモーターの状態だと考えられます。このモーターは、一般的に3~4年ほどで使用期限を迎えてしまうとされ、その寿命が近づくとさまざまな症状が現れます。

ドライヤーの温度が上がらない、異音や異臭がするといった普段とは違う症状がみられた際には、状況に応じてドライヤーの使用を控え、修理や買い替えを検討するのが賢明といえるでしょう。

日常的なドライヤーの使い方や保管の仕方、お手入れの方法などについても、取扱説明書をしっかりと読み、記載されている指示に従うことが何よりも大切だといえます。家電の中でも特に日々使う頻度の高いドライヤーだからこそ、安全に長く使い続けることができるように心がけましょう。

画像: ドライヤーの寿命はどれくらい?買い替え時期や長持ちさせる方法も紹介

けいちゃん

焦げ臭さ以外にも温風冷風の切り替えがスムーズにできるかなど、ドライヤーに異変を感じたら要チェックですね!

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