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淹れ方や豆の産地や煎り方で味が変わる……理論上のことはわかるけれど、実際自分がどういうものが好きなのか、実際に味わいながら決めたい方もいるのでは?そんな人は、こだわりのカフェを巡って“好みの味”を決めるのがオススメ。名店ひしめく大阪で、さまざまなコーヒーを楽しめるカフェを紹介します。きっと自分の好みが見つかるはず。

大阪でコーヒーを堪能!

よくお店や雑誌でも「自分の好みの味の通りにしてくれる」「好みに近づける」などとコーヒーの淹れ方が特集されますが、そもそも「好みの味」って何なのでしょうか。
コーヒーは嗜好品なので、その好みは人それぞれ。今回は、「好み」を発見しやすいよう、さまざまな種類のコーヒーが楽しめる大阪のカフェをご紹介します。カフェを巡ってそれぞれのコーヒーを楽しみ、「好きな味」を見つけませんか?

シンプルだからこそ、際立つ味。淹れ方の違いも楽しめる「井尻珈琲焙煎所」

画像1: シンプルだからこそ、際立つ味。淹れ方の違いも楽しめる「井尻珈琲焙煎所」

まずはじめにご紹介したいのは、じっくりシンプルなコーヒーの旨みを堪能したい人にぴったりのカフェ。その店は下町風情あふれる大正区の細い路地にひっそりと佇んでいます。入口にある小さく書かれた「井尻珈琲焙煎所」の文字を見つけ、いざ店内へ。

店に入るとすぐに目に飛び込んできたのは大阪生まれの焙煎機「FUJI ROYAL」。実はこのお店、自家焙煎豆の販売がメインだそうで、店内で供されるコーヒーも月替わりのブレンド1種類なんだとか。

画像2: シンプルだからこそ、際立つ味。淹れ方の違いも楽しめる「井尻珈琲焙煎所」

焙煎機の隣には店主の趣味だというレコードプレーヤーが置かれ、心地よいメロディーが響き渡っています。レコードの音色以外は、お湯が沸いている音やカップを置く音など、かすかな物音がするのみ。その静けささえも、コーヒーと向き合うにはちょうどよい気がしてきます。

淹れ方はペーパードリップとネルドリップ(布製のフィルターを使ったドリップ方法)から選べるということで、どちらにしようか悩んでいると「うちの豆は深煎りなので、濃い味わいがお好きならネルドリップがおすすめですよ」とのこと。バランスのよい味わいが好きな方はペーパードリップを選ぶ方がよいかもしれません。

画像3: シンプルだからこそ、際立つ味。淹れ方の違いも楽しめる「井尻珈琲焙煎所」

運よくカウンター席に座れたので、マスターがコーヒーを淹れる様子をしばらく眺めてみることにします。焙煎した豆を選別し、ミルで挽いたら、いよいよ豆との対話の始まりです。挽きたての豆をじーっと見ながら、優しくお湯を注いでいきます。淹れられたコーヒーは濃厚でありながら、すっきりとした後味が印象的。時間をかけて飲むと、深煎りならではの奥深い味わいをより堪能できます。

シンプルこそ最高の贅沢だということを改めて実感させられる「井尻珈琲焙煎所」。レコードの音色と豆の芳しい香りに包まれながら、コーヒーとの対話を楽しんでみてはいかがでしょうか。

井尻珈琲焙煎所
住所大阪府大阪市北区天神橋1-12-2三軒家東1-4-11
営業時間11:00〜19:00
電話番号06-7503-5782
定休⽇不定休
公式Webhttps://ijiricoffee.thebase.in/

豆の個性を味わう「EMBANKMENT Coffee」

画像1: 豆の個性を味わう「EMBANKMENT Coffee」

続いてご紹介するのは、土佐堀川沿いの二軒長屋に店を構える「EMBANKMENT Coffee」です。浅煎り豆のみを取り扱うこちらのお店。コーヒー豆が本来持つ自然な風味や甘み、酸味などを引き出すことにこだわっており、1つの農園や生産者の品種で分けられたシングルオリジンのコーヒーを楽しむことができます。

画像2: 豆の個性を味わう「EMBANKMENT Coffee」

豆は常時4種類を用意しており、ラインナップは2か月くらいで入れ替わるのだそう。今回はコロンビアの「エルナンド・カタニョ ゲイシャ」という豆を注文。窓側の席に座り、土佐堀川と、季節の花々が咲き乱れる中之島を眺めながら、ゆっくりとコーヒーの到着を待ちます。

画像3: 豆の個性を味わう「EMBANKMENT Coffee」

「飲んでいくごとに変化する味をお楽しみください」とコーヒーとともに渡されたのは1枚のカード。読んでみると、そこには豆の特徴や、豆を作っている農園や生産者のストーリーがびっしり。普段知り得ないコーヒーが提供されるまでのプロセスを知ることで、コーヒーをより身近に感じることができますよね。まずは香りを楽しんでから、一口ごくり。ピンクグレープフルーツやパイナップルの香りがするトロピカルなフレーバーで、コーヒーの苦みが得意じゃない人もおいしくいただける味わいです。

テイクアウトの場合もコーヒーの香りを楽しんでもらうために、蓋を付けずに提供するなど、コーヒーの香りと味にとことんこだわっている「EMBANKMENT Coffee」。豆は販売もしているそうなので、気に入ったものがあればぜひ購入してみてくださいね。

EMBANKMENT Coffee(エンバンクメント コーヒー)
住所大阪府大阪市中央区北浜1-1-23
営業時間10:00〜17:30
電話番号080-4340-1701
定休⽇無休
Webhttps://elmersgreen.com/collections/embankmentcoffee

大阪でスペシャルティコーヒーを飲むならここ「自家焙煎珈琲工房 カフェ バーンホーフ 三番街店」

画像1: 大阪でスペシャルティコーヒーを飲むならここ「自家焙煎珈琲工房 カフェ バーンホーフ 三番街店」

次は、たくさんの種類の豆から選びたい!という人におすすめのカフェをご紹介します。阪急大阪梅田駅に直結の阪急三番街にある「自家焙煎珈琲工房 カフェ バーンホーフ 三番街店」は、スペシャルティコーヒー(評価基準をクリアした高品質なコーヒー)の専門店。

「自家焙煎珈琲工房 カフェ バーンホーフ 三番街店」のスタッフは全員日本スペシャルティコーヒー協会公認のコーヒーマイスターで、豆の知識はもちろん、味覚や焙煎技術、抽出技術など、厳しい審査をクリアしたいわばこの道のプロ。それぞれの好みに合わせた最高のコーヒーを提供してくれるというわけです。

画像2: 大阪でスペシャルティコーヒーを飲むならここ「自家焙煎珈琲工房 カフェ バーンホーフ 三番街店」

カフェで提供しているコーヒーの種類も実に豊富。メニューには、まずブレンドコーヒーやストレートコーヒー、スペシャルティコーヒーなどのカテゴリーがあり、更に品種や煎り方の違う豆がずらーっと記載されています。何を頼めばいいか分からない場合は、苦みと酸味のバランスを示すコーヒーチャートや、風味や味わいを示すフレーバーを参考にしてみるとよいでしょう。

画像3: 大阪でスペシャルティコーヒーを飲むならここ「自家焙煎珈琲工房 カフェ バーンホーフ 三番街店」

店にある高級ブティックのようなショーウィンドウには瓶に詰められたコーヒー豆が行儀よく並べられており、100g単位で購入可能。そのほかアイスコーヒーやカフェインレスコーヒーなども販売されています。

「なかなか好みの味が見つからない…」という人もきっと納得の1杯を見つけられるはずです。

自家焙煎珈琲工房 カフェ バーンホーフ 三番街店
住所大阪府大阪市北区芝田1-1-3 阪急三番街 B2F
営業時間10:00〜21:00
電話番号06-6372-6651
定休⽇不定休(阪急三番街に準ずる)
Webhttps://www.bahnhof.jp/

コーヒー体験なら・・マシンにお願い 「TSUJIMOTO coffee HEAD OFFICE & SHOP」

画像1: コーヒー体験なら・・マシンにお願い 「TSUJIMOTO coffee HEAD OFFICE & SHOP」

ここまで豆や煎り方にこだわっているお店をご紹介してきましたが、コーヒーを楽しむうえでもう一つ大切なのが「淹れ方」。ひとくちに淹れ方といってもドリップやサイフォン、プレスなどさまざま。抽出器具や抽出方法によってコーヒーの味も変わってきます。

大阪市中心部から電車に揺られること約1時間、和泉市にある「TSUJIMOTO coffee HEAD OFFICE & SHOP」ではマシンで淹れたコーヒーを楽しむことができます。

画像2: コーヒー体験なら・・マシンにお願い 「TSUJIMOTO coffee HEAD OFFICE & SHOP」

使用しているのは全自動コーヒードリップマシン「Poursteady」。なんともスタイリッシュなこちらのマシンには、湯量や蒸らし時間、注ぎ方など店独自のレシピがプログラミングされており、いつでもバリスタが淹れたのと同じコーヒーを提供できるというものなのです。

世界各国のスペシャルティコーヒーを用意しているということで、挽きたての浅煎りコーヒーを注文し、マシンが動いている様子を見てみることに。豆のセットが完了すると、下りてきたノズルが円を描きながらリズミカルにお湯が注ぎ入れます。マシンには5つのノズルがあり、一気に複数のコーヒーをドリップすることもできるのだそう。味はというと、すっきりとした雑味のない味わいでマシンが淹れたとは思えないクオリティです。

画像3: コーヒー体験なら・・マシンにお願い 「TSUJIMOTO coffee HEAD OFFICE & SHOP」

コーヒー工場をコンセプトに作られたこちらのお店では、コーヒーにまつわるアイテムも充実。自家焙煎豆などのコーヒー商品はもちろん、コーヒー器具も販売しています。特注のエスプレッソマシンやコーヒーポット、マグカップ、ドリッパーなど、何から何まで揃っているので、少しずつお気に入りのアイテムを集めていくのもいいかもしれませんね。

TSUJIMOTO coffee HEAD OFFICE & SHOP
住所大阪府和泉市春木町1156-1
営業時間12:00〜17:00
電話番号0725-54-3017
定休⽇日曜日
Webhttps://tsujimoto-coffee.com/

コーヒーのワンダーランド「ONIJUS COFFEE VILLAGE」

画像1: コーヒーのワンダーランド「ONIJUS COFFEE VILLAGE」

大阪のカフェといえばこちらも外せません。「コーヒーをもっと楽しもう」と思わせてくれるのが富田林市にある「ONIJUS COFFEE VILLAGE(オニジャス コーヒー ヴィレッジ)」です。西海岸を彷彿とさせる、白を基調としたインテリアが印象的なこちらのカフェ。開放的な空間に陽気な雰囲気が漂っています。

ドリンクだけでなく、フードやデザートのメニューも充実しているので、モーニングからディナーまでオールマイティに使えるのが魅力です。

画像2: コーヒーのワンダーランド「ONIJUS COFFEE VILLAGE」

SNS映えするおしゃれなドリンクもたくさん揃っているため、つい目移りしてしまいがちですが、こちらはコーヒーも本格派。「もっと自由に、もっと自分好みのコーヒーと出会ってほしい」と、バリスタが豆の選別からしているのだそう。抽出方法もハンドドリップからエアロプレスまでさまざま。

ドリップコーヒーはカップとマグからサイズを選べるということで、せっかくならとマグを注文。提供されたアメリカンサイズの大きなマグカップには、アツアツのコーヒーがこれでもかというほどたっぷり入っています。たくさん飲んでも飽きがこない味わいなので、ゆっくりコーヒーを飲みながら、フードやデザートを楽しむのもよさそうですね。

画像3: コーヒーのワンダーランド「ONIJUS COFFEE VILLAGE」

コーヒーをアレンジしたメニューも豊富にそろっているこちら。ほろ苦いアイスコーヒーにクリームチーズフォームを乗せ、塩とキャラメル風味をつけたソルティクリームラテは、コーヒー初心者でもおいしくいただけそう!

コーヒーをカルチャーとして捉え、空間ごと楽しむことをテーマに掲げたこちらのカフェ。コーヒー専門店に行くのは少し敷居が高い…という人におすすめの1軒です。

ONIJUS COFFEE VILLAGE
営業時間9:00〜21:00(土・日曜、祝日は8:00~)
電話番号0721-23-8118
定休⽇無休
Webhttps://www.kiraku-g.co.jp/onijus/

カフェを巡って「好みの味」を発見しよう

多くのカフェがしのぎをけずる大阪で特に個性的な5軒をご紹介しました。それぞれに淹れ方や豆の産地、煎り方などこだわりのポイントがあり、どの店からもコーヒーに対する並々ならぬ思いを感じられました。

コーヒーは飲み物であるとともに嗜好品。香りに味、空間もひっくるめて味わってみてください。自分の好みを決めるには、とにかく足を運んで、実際に飲んでみること! そうすればきっと好みの味が見つけられることでしょう。

画像: 自分にぴったりなコーヒーを探そう!大阪で “好みの味”に出会える人気のカフェをご紹介

みなぱん

いつも何となくカフェで休憩することが多いですが、「好みの味に出会う」ためのカフェ選びを私もやってみようと思います!

※本記事の内容は公開日時点の情報となります。

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